最近メディアで、すっかり取り上げる事が少なくなった重要な問題の1つに
「現在の避難所生活」があると思いますので、調べてみました。
※福島県、宮城県、岩手県と調べてみましたが、
岩手県が一番分かりやすかったのでメモしておきます。今回は感染症に関してです。
--->詳しくは、岩手県のサイトを是非チェックしてみて下さい。こちらです。
★ 呼吸器感染症
◎ インフルエンザに関しては、ほぼ終息した状況です。
★ 小児疾患
◎ 手足口病(夏風邪)や流行性耳下腺炎(おたふく風邪)の
報告が県全体で多く寄せられています。
◎ 飛沫又は接触により感染します。予防にはマスク、咳チケット等に加え、
手洗い(手指消毒)が大切です。
◎ ただし、被災地では釜石地区の手足口病(ここ数週間継続)を除き、
特に目立った感染症の報告はありません。
★ 消化器感染症
◎ 県全体で、腸管出血性大腸菌(O157、O26など)感染症の患者が18例報告されています。
◎ 被災地での発生例は、ほぼゼロですが、念のため流水と石けんによる手洗いに努め、
また、調理時にしっかりと加熱することが大切です。
★ ハエ・蛆の問題
◎ 被災地の一部でハエが多く発生し、腐敗した魚の悪臭もひどい状況です。
◎ ただし、現段階で感染症(消化器感染症)発生のリスクは必ずしも高くないとされています。
(国立感染症研究所・感染症情報センターH23.6.2報告=中程度)
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被災地・避難所の感染症対策における衛生昆虫の問題点
◎ 現在、災害廃棄物の撤去作業やウジ等の殺虫・消毒作業について、市町村、県、
関係団体が協力し、懸命に行っております。
◎ 県でも、被災地市町村等に対し、消毒作業等のための消石灰500トン以上に加え、
有機リン系防疫用殺虫剤や次亜塩素酸ナトリウム消毒剤等を調達しています。
◎ しかし、根本的な解決のためには、腐敗した魚(災害廃棄物)の撤去が必要です。
今しばらくお待ちください。
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おそらく他県の避難所でも類似した問題は出ていると考えられます。
これらを踏まえた臨機応変な救援物資などの援助が必要だと思います。
被災地もあと数日で梅雨明けから本格的な夏に入ります。「今、出来る事」を、
再度考えて行動する事が大切です。私は、引っ越しを予定していますので、
使わなくなった冷蔵庫や電子レンジ、もしかしたら洗濯機も被災地へ送れればと考えています。
みなさんも考えて協力して下さい。宜しくお願い致します。
政治家の、しょうもない批判はメディアに任せて個人で出来る事を継続して行きましょう!
また避難所の情報は、調べつつ更新していきます。
二度目の紹介ですが、ここで、またあえてこの曲をアップさせて頂きます。