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首都直下巨大地震 最終版「危険地帯」マップから学ぶ事

少し前の記事ですが、経済の死角からです。

都心にお住まいの方々、あるいは都心にお勤めの方々は、
一度チェックして欲しい内容です!


▼『東京湾で不気味な小規模地震が頻発中
巨大地震の前兆はこんなにある 首都直下巨大地震
これが最終版「危険地帯」マップ

経済の死角 2013年04月01日(月) 週刊現代
※全文は、こちらで ---> http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34040

※一部抜粋させて頂きます。

火災や木造家屋倒壊の危険などこれまでいくつもの危険度マップが公開されてきたが、
巨大地震を生き抜くためにはまだ情報が足りない。
キーポイントは隠れた「活断層」「谷地」「河川」だった---。


・死者の8割が集中した場所

阪神・淡路大震災で人が亡くなった場所を調べると8割以上が旧河道に集中していた。
つまり、昔は川だったのに埋め戻されたり、川筋が変えられたりしている場所が
とくに危険だと分かったのです。

日比谷公園は死地

そこでまず、マップで東京の中心・皇居の東側に注目してほしい。
ここはかつて「日比谷入江」と呼ばれた海だった。だが天下人・徳川家康
慶長11(1606)年にかけて行った江戸城と江戸の大土木工事、
「第一次天下普請」によって埋め立てられ、すっかり陸地となってしまった。

次に、海から離れた西側に目を転じてみよう。

新商業施設ヒカリエのオープンに沸く渋谷を見ると、
その名の通り谷地に存在することが分かる。宮益坂道玄坂など渋谷から
周辺に抜ける道に「坂」が多いのもそのためだ。
この谷は、武蔵野台地渋谷川と宇田川が削りとってできたもの。
長い年月の間に川筋は何度も変わっており、渋谷の低地帯全体が旧河道にあたると言ってよく、
その地盤の強度には心もとない部分もある。
ちなみに、若者のファッションの発信地、原宿・竹下通りもかつては
渋谷川の支流のひとつだった場所。
娘が原宿に入り浸っているというお父さんにはぜひ知っておいてほしい。

さて、マップの新宿付近を見て、ギョッとした方も多いと思われるのが、
大きな点線で描いた「活断層の疑いがあるライン」だ。

・危険度No.1は飯田橋

最後に今回のマップ作成を通じて浮かんだ、とくに危険な地帯をお知らせしよう。
飯田橋駅周辺だ。先述の巨大活断層が通る可能性があるだけでなく、
飯田橋の北側は江戸時代以前、白鳥池という大きな池があった低湿地だ。
北からの旧平川、西からの紅葉川が合流する地点でもあり、
外濠より神楽坂側の現在の道路は、紅葉川を埋め立てて作られたものだ。
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以前から地図や、土地名が好きな私からすれば納得がいく記事でした。

引っ越しなどをする際、利便性だけではなく、こうした土地を調べる事も
大切な防衛策のひとつです。

な〜んにも考えないで、マンションをひょいっと買ってしまう人には伝わらない話ですが。
頭に入れておいて損はない情報だと思いますので取り上げさせて頂きました。


また、これは東京だけの話ではありません。

各都市部で生活する人も自分が暮らしている土地の事を調べるのも良いと思います。
町名などから入り、調べて行くと面白いかも知れませんし歴史も学べます。

そして可能な限りの対策を考て備えて、生き延びて下さい。