22日(土)から昨日まで帰省していました。
帰省初日の夜「ん?揺れた?」と。
古い家の2階は小さいな揺れでも感じます。
実家ではネットも繋がらず、
元自分の部屋には映らないブラウン管テレビしかなく、
携帯電話で調べてもらったところ「長野 M6.7!」。
急いで居間のテレビで確認しました。
母親に「長野で大きな地震だよ」と伝えると、
マッサージチェアーでのんびりしていたので、
その揺れにほとんど気付いていなかった様子でした。
実家は震度2でした。
その後の余震も90回に達しているそうです。
震源地を確認した時、すぐに「フォッサマグナ」を思い出しました。
今回の地震はその境界線とも言える「糸魚川静岡構造線」の一部、
「神城(かみしろ)断層」が動きました。
長野県白馬村を調査したところ、地面の断層はほぼ南北の方向に延び、
東側の地面が西側に乗り上げる形で、道路や水田などを走っていたそうです。
高さ最大80センチの段差が約150メートル続き、断続的に走る断層全体でみると、
長さは約2キロに…。
被害をダイレクトに受けた水田の持ち主へのインタビューで
「断層がある事は、知りませんでした。」と…。
それに驚きました…。
失礼な言い方ですが「東日本大震災があったにも関わらず、知らない?」と、
正直思ってしまいました。
いつどこで大きな地震が起きるのか予知は出来ません。
最低限、自分がどういう場所、土地で生活しているのか、
断層だけではなく、山沿いや川沿いで生活している方は、
「もし、大雨で山が崩れたら?川が氾濫したら?」と、
考えて、避難場所の確認や備蓄をして欲しいです。
生き残りたかったら…の話ですが…。
そんな事を改めて感じました。