opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

東南海・南海地震

関西方面にも沢山の仲間や友人がいますので、メモしておきます。


(津波の地域分布試算〜産経新聞より)

『M9で想定以上の津波阪神16市襲う」東南海・南海地震で試算』
産経新聞 6月16日(木)14時1分配信
30年以内の発生確率が60〜70%とされる東南海・南海地震が、
東日本大震災と同じマグニチュード(M)9.0規模で起きた場合、
大阪湾岸から約15キロ離れたJR大阪駅などのほか、大阪府
北東部の北摂、河内地域など約40キロ離れた地点まで浸水被害
を受ける可能性があることが、専門家の試算で分かった。
津波の規模は、これまでの南海地震の想定より3メートル高くなる
とみられており、自治体は早急に暫定的な対策を打ち出すことが
必要となりそうだ。

上町台地府庁と府警、防災センターは被害を免れ
試算したのは、東日本大震災復興構想会議の委員で、関西大社会
安全学部の河田恵昭学部長(社会安全学)。大阪府咲洲(さきしま)
庁舎の安全性を検証する専門家会議への参加も内定している。
河田氏の試算では、東南海・南海地震がM9.0規模で起きた場合、
大阪湾岸では高さ5.5メートルの津波が発生する可能性がある。
地盤の高さと照らして浸水域を描くと、被害は大阪市周辺などで
計16市前後に及ぶことが分かった。

大阪市内では、JR大阪駅(北区)や新大阪駅(淀川区)、市内の
メーンストリートの御堂筋や市役所(北区)も浸水域に入るほか、
咲洲庁舎(住之江区)や市営地下鉄、地下街にも大きな被害が
出ることが予想される。

大阪市の南の堺市では、湾岸に近いJR阪和線以西が水没。さらに、
津波は淀川などをさかのぼり、大阪府北部の北摂地域にある豊中
吹田、摂津、茨木、高槻の各市や、東部の河内地域にある守口、
門真、寝屋川、枚方四條畷、大東、東大阪、八尾の各市にも被害が
広がる可能性がある。また、兵庫県尼崎市でも被害が想定されている。

大阪市内では、海抜約20メートルの上町台地にある府本庁舎(中央区
や府警本部(同)、市立阿倍野防災センター(阿倍野区)などは被害を
免れると想定。ただ、これらの建物も上町断層帯が近くを通っている
ため、直下型地震に見舞われるリスクを抱えている。

国の中央防災会議ではこれまで、M8.4クラスの南海地震で大阪湾に
到達する津波の高さを2.5メートルと想定。浸水想定域も、大阪市
湾岸部や堺市尼崎市の一部にとどめていた。東日本大震災を受け、
同会議は東海、東南海、南海の3つの地震について、連動被害想定の
見直しを始める。しかし、各自治体が新たな地域防災計画の策定を
終えるのは、平成25年ごろになる見通しだ。河田氏は「行政は、
中央防災会議の結果が出る前に、津波対策を暫定的に示す必要がある」
と指摘している。

【用語解説】東南海・南海地震
フィリピン海プレートが陸側のプレートの下に沈み込むことで起こる海溝型
地震。今後30年以内の発生確率が87%(参考値)の東海地震も同じ
仕組みで、東日本大震災後、3つの地震が連動型で起きることへの懸念が
強まった。国の中央防災会議が平成15年9月に発表した被害想定では、
地震が同時に発生した場合、M8.7の超巨大地震となり、最悪の場合、
揺れや津波などで死者は約2万8千人、経済的被害は約81兆円に達すると
想定されている。
ーーーーーーー

もちろん、関東圏も油断出来ません。

13日に、再びニュージーランドを襲った大地震の翌日、北海道釧路沖震度4や、
岩手沖、三陸沖などで、やや大きめの地震がありましたが、一瞬、ひやっとしました。

またここ数日、地震が増えて来ています。