opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

マタニティマーク

WiFiが届く範囲のベランダに出て休憩中に更新しています。

今日もちょうどいい気候です。

気温23℃、湿度65%。

でも、日差しは強めです‥。


書きたい事が沢山あり、例の”やせすぎ”の件もまだですが、
マタニティーマークの記事がとても気になりましたので、先に更新します。

▼『マタニティーマーク10年、世間の反感に自粛する妊婦も』
朝日新聞デジタル 10月17日(土)14時49分配信


(「初めてのたまごクラブ」付録のストラップ。
左が11年、右が15年最新版のもの=ベネッセコーポレーション提供)

妊娠中であることを示す「マタニティーマーク」を厚生労働省が定めて今年で10年目。
全国の自治体が妊婦にキーホルダーなどのグッズ類を配布しているが、「反感を持たれそう」
などと使用を控える動きが広がりつつある。

同省は「本来の趣旨が理解されていない」として、より啓発に力を入れていくという。

11月出産予定の大阪市の会社員(39)は、母子手帳取得時に市からストラップを
渡されたが、使っていない。「暴言や暴力の標的になるとネットで見て、怖くなった」
10月に出産した東京都の会社員(33)は使わず捨ててしまった。
「電車で席を譲れと圧力をかけるようで気が引けた」

ピンクのハートに母子をあしらったデザインは、2006年3月に厚労省が公募で選んだ。
おなかの目立たない妊娠初期ほど重いつわりに悩むケースが多く、配慮を呼びかけるものだ。
他にも受動喫煙の防止や、体調不良、災害時に妊娠中と知らせる役割もある。

鉄道など交通各社は優先席にマークを掲示し、
お年寄りなどと同様に席を譲るように呼びかけている。

ギフト商品などを扱う藤田商店(岐阜市)は9年前から個人や自治体向けに20万個以上の
マークの入ったマスコットを出荷してきたが、昨年から個人の申し込みが半減している。
反対に「なぜ妊婦を優遇するのか」といった声が寄せられるようになった。

同社の担当者は「妊娠は病気じゃないのに特別扱いはおかしいとか、電車に乗るべきじゃないとか、
ネットでは強い言葉が一人歩きし、妊婦さんを萎縮させている。
マークの意義が正しく伝わっていない」と嘆く。

ベネッセコーポレーションが約9万部発行する季刊誌「初めてのたまごクラブ」はマークの
入ったオリジナルストラップを毎号付録にしている。以前は読者から「マークをより大きく」
「目立つように」との要望が多かったが、最近はむしろ「さりげなく、目立ちすぎないものを」
との声が増えた。11年のデザインは横幅が10センチだったが、要望を踏まえ2回にわたって
縮小し、現在は5・5センチにまで小さくなった。


去年の秋にマタニティマークの認知度は46%、男女・世代で大きな差』という
記事を読んで驚いたのを覚えています。

約6割の男性が知らないという事実‥。

「勉強が出来ても、このマークすら知らない‥って」いかがなものかと思いました。

そして今回の記事。

「暴言や暴力の標的になるとネットで見て、怖くなった」

そんなニュースも見た事がありますが、本当に酷い話です。

「なぜ妊婦を優遇するのか」

これも目を疑いました。
(男性、女性どちらからの意見なのか不明ですが、どちらにしても、です。)


私は男なので妊婦さんの気持ちを完璧に理解する事は出来ませんが、
その苦労は考えれば分かると思います。


「電車に乗るべきじゃない」

これも偏った考えですし、それぞれ状況も違う訳ですし。

「なんだか世知辛いな‥」と。


少子化対策という言葉が‥モヤモヤしてきます。

厚生労働省が啓発に力を入れていくそうですが、
マークが完成してから10年‥。もう少し早めに手が打てないのかなと感じてしまいます。

同じ記事の中に『妊婦が理解してほしいことの例』が挙げられています。
こちらからチェック出来ます。


そんな中(東京都の話ですが)11月30日から営業運転がスタートする山手線の新型車両には、
車いすやベビーカー用のフリースペースを全車両にもうけるそうです。


譲り合いの気持ちと、妊婦さんへの理解力を高める事は必須です。

「どうぞ」と席を譲る側も譲られる側も躊躇してしまうような時は、
例えば、携帯電話やスマホを使い、そこにメッセージを書いて、
チラっと見せる事も出来ます。

私はもちろん持っていないので、電車内でマタニティマークを見かけたら、
簡単なジェスチャーと小さく声を掛けて譲っていました。これからもそうします。

皆さんも出来る限り、マタニティマークやべビーカーを持って乗車してくる方を
見かけたら自分の出来る事を少しでも考えてみてください。


男性も女性も。

未婚者も既婚者も。

自分たちに子供が出来ずに悩んでいる人も。

子宝に恵まれている人も。

どうしても‥
妊婦さんやべビーカーに乗っている子供が嫌いな人は車両を変えてください。


今回の記事を読んで、そんな事を考えていました。