opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

好き嫌い

唐突ですが、

”鶏そぼろ”が好きです。

 

鶏肉は胸肉を使います。

 

今までに数十回、数百回と

鶏そぼろを作ってきましたが

その都度、仕込みや調理方を

微妙に変えつつ試行錯誤しています。

 

もちろん、

その時の体調や食べたい味のイメージに

近づける努力を続けています。

 

毎回それなりに美味しく出来ますが、

昨日仕込んだ鶏そぼろ‥

久々にヒットしました。

 

仕込みの段階で料理酒と一緒に

お気に入りの焼肉のタレも漬け込み、

味付けには‥同時に仕込んでいた

おでんの出汁も使いつつ。

 

焼肉のタレとおでんの出汁を

合わせるのは初めてです。

 

ちなみ、焼肉のタレは極少量です。

 

一晩冷蔵庫で寝かして

今日の昼食で味見をしてみました。

 

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(2021年04月28日 昼食の鶏そぼろ〜RICOH CX4)

 

盛り付けも写真も雑ですが

味は最高でした。

 

焼肉のタレ、おでんの出汁、

生姜の風味も十分に生き‥。

 

梅干しと納豆との相性も抜群でした。

 

補足ですが‥

基本的にレシピは‥一切見ません。

 

 

さらに唐突ですが、

”終活”という言葉が嫌いです。

 

就職活動の”就活”と

同じ響きに聞こえる事も

ややこしいです。

 

終活‥

「人生の終わりのための活動」の略。

 

なんだかしっくりこないです。

 

個人的には、

最期の大掃除‥

略して”最掃”の方がしっくりきます。

 

最近‥

母親の最掃が活発です。

 

80歳を過ぎて、

自らの老いと格闘しつつ、

「自分の体と脳が動く間に‥」

「子供達に迷惑をかけたくない‥」

「お父さんの死後の片付けでうんざり‥」

そんな心の声が聞こえてきそうです。

 

子供としては助かります。

 

冷静に死と向き合うことで

見えてくることも沢山あります。

 

1つ挙げるとしたら、

離れて暮らしているので

頻繁に会うことも出来ず、

ましてや‥このウイルス騒動で

移動が制限され、人が分断され‥

以前のように気軽に帰省して

会うことも叶わず‥

1回1回の帰省の大切さと、

母親と過ごす時間の意味を

改めて考えるようになったことです。

 

実家のこと、兄貴のこと、

お金のこと、保険のこと、

お墓のこと‥その後のこと‥。

 

まだまだ面倒なことは山積みですが、

全て血となり骨となり肉となる

貴重な経験となることでしょう。

 

向き合い続けて‥

吸収し続けます。

 

”最掃”と”再送”

同じ響きです。

 

”再送”‥

”再び送り出す”

なんだか、深い響きに聞こえました。

 

”再び”‥‥‥

まるで輪廻です。

 

昨晩観た‥

ダーリン・イン・ザ・フランキス』の最終話や

大好きな‥

輪るピングドラム』の影響かも知れません‥。

 

 

休憩中に、

ぼんやりと‥こんなことを考えていました。

 

そんな余談でした。