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あれから26年


(86年4月26日の旧ソ連チェルノブイリ原発事故から丸26年を迎え、
原発の東50キロのウクライナ北部スラブチチで26日未明、
犠牲者の冥福を祈る追悼式が開かれた。写真はキャンドルを献灯する若者)

▼『「原発の町」で犠牲者に祈り=チェルノブイリ事故26年―ウクライナ
時事通信 4月26日(木)9時34分配信

【スラブチチ(ウクライナ北部)時事】鳴り響くサイレン、鐘の音―。
史上最悪の放射能汚染をもたらした1986年4月26日の旧ソ連チェルノブイリ原発事故から
丸26年を迎え、原発の東50キロのウクライナ北部スラブチチで26日未明、
犠牲者の冥福を祈る追悼式が開かれた。

今も原発の監視を続ける職員や、元事故処理作業員、若者ら数百人が、
市中心部の「記憶の広場」に集合。事故が発生したモスクワ時間午前1時23分
(日本時間同6時23分)に合わせ、事故処理で犠牲になった女性2人を含む
死者30人の肖像が描かれた記念碑に次々と献花、献灯した。

「きょうは悲劇の日」と話すのは、事故当日に現場に向かった元職員リュボフィさん(71)。
市民が団結する日で、「以前は集合住宅のどの家庭でも、窓際でろうそくに
火をともす光景が見られたほど」という。

東京電力福島第1原発事故の被災者を気遣う人も多く、
供養を執り行ったパベル神父は「世界全体で共有すべき問題だ」と訴えた。
原発から南東15キロに位置する名称の由来となったチェルノブイリ市でも、
正教会で祈りがささげられた。