今日こんな言葉を覚えました。
『五劫思惟(ごこうしゆい)』です。
劫(こう)は仏教などインド哲学の用語で、極めて長い宇宙論的な時間の単位を表しています。
一劫=43億2000万年だそうです。
この言葉の意味は、
「阿弥陀仏が四十八願をたてる以前に、その誓いについて五劫もの長い間考え続けたこと。」です。
途方もなく、長いですね、、五劫は。。。
何かの結論がすぐ出るわけじゃないなと考え、気持ちの整理が少し出来たような気がします。
死ぬまで勉強し続けて、もし何かの結論、答えが出たとしたら、
それはそれで、最高の幸せなのかも知れませんね。
それを、少しづつ後世に託し続けて物事を考える事。
そんな考えも、ありです。
1895年に放射線が発見され、今年で117年目。
そんな短い時間で何かの答えを出そうとする事が、傲慢なのかも知れません。
1951年、アメリカのEBR-Iで世界初の原子力発電に成功してからは、
わずか61年しか経っていません。
なんでしょうか、、不思議と苦笑いをしてしまいました。
また一つ勉強になりました。