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渦巻く智恵 未来の民具〜1/2

今日は‥

二十四節気大雪(たいせつ)です。

 

ですが‥

気温16度、湿度50%と

ちょうどいい気候です。

 

昨日‥

6日(日)。

 

4日(金)に更新したBlogで触れた

展示会『日本各地のしめ飾り展』へ。

 

5日(土)は

天気も不安定で冷え込みも厳しかったので、

家でゆっくりしつつ、

日曜日の予定を考えていました。

 

三茶でも何かやっているよ〜!」と

Yさんが調べてくれました。

 

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新年の福徳を授けるというトシガミを迎えるため、日本各地で製作されてきた「しめかざり」。生活様式の変化にともない、近年では本来の意味から離れ、年末年始を彩る手軽な装飾として用いられることも多くなりました。

 

しかし、しめかざりの造形には想像以上の多様性・地域性があり、一つ一つに作り手の「想い」が込められていることは意外と知られていません。

 

そんなしめかざりに魅せられたグラフィックデザイナーの森須磨子さんは、この20年ほど「しめかざり探訪」として日本中を歩いてきました。

 

本展では、森さんがこれまでにリサーチしてきた様々なしめかざりの中から約100点を展示紹介します。風土に根差した素材やかたち、そこに込められた先人の智恵を探り、現代に生かせる「未来の民具」としての可能性に光を当てます。

 

渦巻く知恵 未来の民具 しめかざり』。

 

世田谷区の三軒茶屋

キャロットタワー内にある

『生活工房』という施設で

開催されているようでした。

 

生活工房は、世田谷区が設置した、美術館でも、博物館でも、公民館でもない、ユニークな公共の文化施設です。

www.setagaya-ldc.net

 

『生活工房』の三軒茶屋

『べにや民芸店』の駒場東大前は、

ハシゴ可能な距離です。

 

「ん?これは連動企画だな〜?」

と思いつつ‥。

 

と、言うことで‥

ハシゴしてきました。

 

三軒茶屋〜下北沢経由

駒場東大前。

 

まずは‥

渦巻く知恵 未来の民具 しめかざり』へ。

 

感染症対策関連の記入も済ませ‥

目録等を頂いて‥

いざ‥‥。

 

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(2020年12月06日 『渦巻く知恵 未来の民具 しめかざり』にて〜RICOH CX4)

 

まずは目録を見ずに、

 しめかざりとの対話をお楽しみください

 

”しめかざりとの対話を”‥

入って早々‥

グッと(何かを)掴まれました!

 

このコンセプト通り‥

説明を書かずに

まずは‥写真だけ‥

どか〜っと更新します。

 

※写真は展示のほんの一部です。

 

一旦、

脳をフラットにして、

感覚だけで、

じっくりと細部まで見てみて下さい。

 

私も‥そんな感覚でした‥。

 

‥‥‥いきます。

 

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(2020年12月06日 『渦巻く知恵 未来の民具 しめかざり』にて〜RICOH CX4)

 

‥‥いかがでしたでしょうか???

 

第一印象は、

連想ゲームのような感覚で

「〇〇っぽいな〜」

「XXに見える!」と‥。

 

同時に‥

単純に美しい芸術品に見えました。

 

「神々しいっ!!」

という表現は、

脳が完全にフラットになっていない

証拠かも知れません。

 

しめ飾り、しめ縄‥という事すら忘れると、

本当に美しい芸術品に見えました。

 

その後に‥

「神々しい‥‥」と‥

じんわり、じんわりと‥‥。

 

薄暗く幻想的だった

第2室を抜け、

第3室には‥‥

※第1室は1つ下の階で

「しめかざり時空探訪」として展示されていました。

 

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(2020年12月06日 『渦巻く知恵 未来の民具 しめかざり』にて〜RICOH CX4)

 

門飾り‥。

 

初めて‥見ました。

 

一部、

抜粋させて頂きます。

 

宮城県 丸森町の門飾り”

 

この門飾りは、宮城県丸森町出身の荒川美津三さん(91歳)が、幼少の頃より父親と制作していた正月の「門飾り」です。今回、若い仲間とともに再現、設置してくださいました。材料は関東で集め、会場のスペースも限られていますので、「完全再現」とは言えないかもしれませんが、貴重な戦前の門飾りをどうぞご覧ください。

 

第3室の

『渦巻く智恵 未来の民具』も

じっくり拝見させて頂きました。

 

中でも‥

ちょっと気になった

風で会話をする‥。

 

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(2020年12月06日 『渦巻く知恵 未来の民具 しめかざり』にて〜RICOH CX4)

 

シメノコの暗号‥。

 

七・五・三‥‥。

 

なぜ「七五三」という数なのかは解明されていませんが、大陸の影響で奇数を重んじたという説や、高千穂では「天神七代、地神五代、日向三代」の数だとされています。

 

「あ”っ!」と‥ピンっときました‥。

 

先月の七五三の時期に、

ある方が言霊・言霊学を用いて

しめ縄の「七五三」について、

ある説を提唱されていました‥。

 

これが、

とても興味深く‥

今日‥再び調べていました。

 

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(2020年12月06日 『渦巻く知恵 未来の民具 しめかざり』にて〜RICOH CX4)

 

その説は‥

こちらしめ飾りが‥

”人間”に見えた私の感覚と

‥何処か‥近いのかも知れません。

おこがましいですが。

 

ちなみに‥

「455」‥

目録によれば、

秋田県」としか記載されていませんでした。

 

ここで‥

秋田というキーワードが‥。

 

正直‥ゾクっと‥しました。

 

 

気付けば‥

なかなかのヴォリュームに

なってきてしまったので、

しめかざりの詳細や、

七五三の謎については‥

第二弾として、

また更新させて頂きます。

 

押し付けがましくならない程度に‥

‥更新させて頂きます。

 

 

さて‥

作業に戻ります。

 

 

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