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環境省 放射線量マップは汚染を過小評価(重要)

29日にEX-SKF-JPに更新されていたトピックをご紹介致します。

苦笑いですが、なかなか強烈なすり替えを環境省が行っていました。

その目的は、がれき広域処理推進です。

少し粗いですが、図だけ改めて大きく制作しておきました。
左が今回環境省が制作したものです。。。随分きれいに白いです。

以下、EX-SKF-JPより転載させて頂きます。

▼『環境省ががれき広域処理推進のために作成した空間放射線量マップは汚染を過小評価』

文部科学省の航空機モニタリング調査結果を元に、環境省で独自に作成したという空間放射線量地図が、
環境省放射能に汚染されている災害がれきの広域処理をますます推進するために立ち上げたサイトの中に出ています。

そこで、元の文部科学省の空間放射線量地図と比べてみることにしました。
文部科学省の地図は、空間線量が毎時0.1マイクロシーベルト以下の場所は濃い青、
環境省の地図は、0.23マイクロシーベルト以下の場所が白色。あれ、ちょっと単位が恣意的ではありませんか?

凡例を比べると、0.5〜1.0マイクロ以上は両省とも単位が一致していますが、
その下は文部科学省が「0.1マイクロ以下、0.1〜0.2マイクロ、0.2〜0.5マイクロ」の
三段階に分けているところを、環境省では「0.23マイクロ未満、0.23〜0.5マイクロ」の二段階。

0.23マイクロは決して低い値ではありません。
この線量の場所に1年間居ると、外部被曝量が単純計算で2ミリシーベルトになります。

環境省は、0.1マイクロも0.23マイクロも一からげにして、「安全」を示すのであろう白色で地図を描いています。
環境省の地図をざっと見た人は、なんだ、福島第1原発事故は原発のせいぜい30、40キロ圏内が問題で、
あとは大したことなかったじゃないか、と思うのではないでしょうか。
宮城、千葉、茨城もほとんど汚染されておらず、東京、埼玉、神奈川に至ってはまっさら。

東京都が既にがれきを焼却を開始している宮城県女川町のあたりの線量も、
文部科学省の地図では分かりますが環境省の地図にはまったく出てきません。
宮城県北部、岩手県南部(陸前高田市など)の海岸沿いの線量も、
環境省の地図では0.23マイクロ未満としか分かりません。

さすが環境省、国民をここまでなめるかなあ、と感心しました。

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いかがでしょうか?

これがお偉いさん達のお得意の「すり替え」です。

こうして、被害を小さく見せる事で国民を騙し続けていきます。

本当に注意して下さい。