連続の更新ですが、もんじゅに関して気になる記事を見つけましたので、
メモしておきます。
『高速増殖炉開発凍結へ、概算要求 もんじゅ管理費は維持』
福井新聞 (2011年9月27日午前7時53分)
国の核燃料サイクル政策の中核となる高速増殖炉について、
文部科学省が来年度予算の概算要求で、実用化に向けた研究費を
本年度当初予算の100億円から7〜8割削減する方針であることが26日、分かった。
一方、原型炉「もんじゅ」(敦賀市)は維持管理費として本年度並みの約200億円を維持する。
東京電力福島第1原発事故を受け、菅直人前首相、野田佳彦首相は、
原発に頼らない社会を目指す方針を示した。将来のエネルギー政策が決まらないため、
文科省は原型炉の次の段階の実証炉の研究予算を大幅削減し、事実上、開発を凍結する。
本年度の高速増殖炉の技術開発費として文科省は、もんじゅの維持管理費に216億円、
高速増殖炉の実用化に向けた研究開発に100億円などを確保。
経済産業省も実用化に向けた研究開発に74億円を計上している。
現在の軽水炉原発に代わる高速増殖炉の必要性が不透明な中、
もんじゅの維持費用などに巨額の予算を投入し続けることには批判も出そうだ。
文科省幹部は「もんじゅがこういう状況なのに実証炉の話をする段階ではない」とする一方、
もんじゅは安全管理上、予算削減は困難と説明している。
文科省の方針について日本原子力研究開発機構敦賀本部の森将臣広報課長は
「文科省から予算にかかわる指示や連絡を受けていないので、
今の段階でコメントできる立場にない」とする一方、
「もんじゅの研究開発の必要性は変わらない。性能試験を実施していくことが重要」と話している。
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いかがでしょうか?まだ、こんな事をしています。
こうした福井県の情報を得る為に、毎日、福井新聞をサイトもチェックしています。
八ッ場ダムや公務員宿舎の問題といい、
『他にやる事あるだろ!!』と言いたくなります。
事業仕分けというパフォーマンスが、何処か懐かしく感じる今日この頃です。