opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

きれいなおねえさんは、好きですか。

”きれいなおねえさんは、好きですか。”

 

1992年から水野真紀さんを

起用したCMのキャッチコピーです。

 

きれいなおねえさんに限らず、

綺麗な人や物、美しい人や物を

嫌いな人の方が少ないと思います。

 

男性から見た女性、

女性から見た男性も同じです。

 

最近のLGBTの流れを汲むと、

男性から見た男性、

女性から見た女性も

当てはまると思います。

 

 

ある女友達二人の言葉が

印象に残っています。

 

・Kさん〜カメラマン

 「綺麗な人や景色を見たり撮ったりするのは当たり前の普通の行為です。わ〜綺麗っ!って思う女性を見ると興奮します(笑)」

 

 

・Nさん〜プログラマー

 「普通に女性の胸とか見てしまいますよ(笑)。そこまで出していたら見ていいものかなと」

 

自然な感覚だな、と感じました。

  

ただ‥

ここ数年思うことが‥。

 

分かりやすい例ですと、

Blogにも何度も登場している

女優の波瑠さんです。

 

ここに初登場したのは、

2012年6月でした。

 

私はNTTドコモのCMで

波瑠さんを初めて知りました。

 

youtu.be

 

このCMが2012年5月からの放送でした。

 

”顔がタイプ!” とかではなく、

よくある、な〜んとなく気になる感じでした。

 

おそらく‥

声質が好きだったのかもしれません。

ショートヘアーというのも‥

否めませんが(苦笑)。

 

波瑠さんの書く文章、

Blogが好きでした。

 

その後、ちょこちょこ出演する

テレビ番組やドラマ、

映画をチェックしていました。

 

その頃、周囲の反応は冷ややかでした。

 

「へ〜、こういう人がタイプなのですね‥」

などなど。

 

それが一転したのは、2015年9月‥

朝ドラへの出演でした。

 

朝ドラに出演し一般的に人気が出ると

波瑠さんって綺麗で可愛いですよね〜」

女性が、ざわざわしてきました。

 

朝ドラの力を、まざまざと感じました。

 

同じ作品に出ていた吉岡里帆さんは、

さらにそれを上回る感じでした。

 

‥吉岡さんを好きという訳ではないのですが。

 

知名度が低いグラビア系のタレントさん?

という認識から女優へ‥。

 

「朝ドラにも出ていた吉岡里帆さんって知っていますか?」

友人に伝え、すぐに電車の中で検索し、

なかなかの水着画像が、

どか〜っと出てきて焦ったと、

あとで報告を受けました(苦笑)。

 

吉岡さんが朝ドラに出演する前に、

彼女の名前を出そうものなら、

ほとんどの女性に

ドン引きされていたでしょう。

 

それが‥

一転すると、いう‥。

 

女性に認知されると‥

と、いう話です。

 

 

もう一人‥

最近何かと話題に上がる‥

石田ゆり子さん。

 

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(石田ゆりこさんのInstagramより)

 

驚く程、大人気です。

 

あのドラマが起爆剤になったことは

言わずもがなですが(苦笑)。

 

私は以前から普通に顔がタイプでした。

 

人気の理由は様々あると思いますが、

「あの年齢で‥」

というキーワードも大きいと思います。

 

私が石田さんを「おっ!」と思ったのは、

2006年8月にNHKで放送された

イッセー尾形の「たった二人の人生ドラマ』です。

 

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市井に生きる様々な人々の悲哀を一人芝居で演じ続け、国際的にも高い評価を得ている 俳優、イッセー尾形。この番組は福岡の屋台を舞台に、イッセー尾形と実力派の俳優陣がたった二人で演じる、哀しくもおかしな人生ドラマである。  番組には三つの話が盛り込まれるが、イッセー尾形はそれぞれに全く別のキャラクターで出演。相手役の俳優はその都度かわる。演じる場所は舞台ではなく中洲の一角に組まれたオープンセット。実際の街の中で二人芝居を演じるのはイッセーにとっても初めての試み。しかも、設定と大まかな流れはあるが、台詞はすべてアドリブ。予想もつかない展開で 物語は進んでいく。 相手役は、博多っ子で、舞台でイッセーと二人芝居の共演経験もある小松政夫、女性からも高い支持を集めている女優の石田ゆり子、北海道出身で、マルチな才能を発揮している俳優の大泉洋と、異色の顔合わせで送る。

 

ビデオに録画して何度も観ましたが、

大泉洋さん、小松政夫さんはもちろん、

石田ゆり子さんのお芝居に驚かされました。

 

「全てアドリブで‥」と。

 

残念ながらビデオなので、

今は観ることが出来ませんが、

とても緊張感がある作品でした。

 

そこから石田ゆり子さんの見方が

変わってきました。

 

 

綺麗な人や物、美しい人や物

見てしまうのは自然な行為です(苦笑)。

 

昔、ある先輩からこんな話も聞いたことがあります。

 「〜綺麗な物、美しい物を見ると自分も綺麗になれる。それは表面的なことだけではなく内面的にも。内面が綺麗になれば、それが顔や表情、立ち振る舞いにも出る。」

 

それを聞いた私が‥

「〜だから政治家や官僚、お偉いさん達は、あんな感じなのですね(苦笑)。

あの人達は、本物の汚いモノばかり見ていますしね。」

 

先輩は苦笑いしていました。

 

 

もちろん、

綺麗な人や物、美しい人や物だけを

見れば良いとは思いません。

 

ドロっとした物や人も好きです。

 

最近、

とても気になっている写真家さんがいます。

 

笠井爾示(かさいちかし)さんです。

 

数々の有名人を撮っているので、

ご存知の方もいるかも知れませんが。

(最近話題になったのは、an anの高橋一生さんの写真。あれも笠井爾示さんが撮っています)

 

偉そうなことは言えませんが、

笠井さんの写真を見る度に、

血管がキュっとなります。

 

”美しさの中に感じる恐怖” とでも

言えばよいのでしょうか。

 

アダルトな女優さんも沢山撮っていますが、

いやらしさではなく、そのモデルさんの内面と

いいますか、裏が写し出されているような気がします。

 

アダルトな女優さんには様々な過去があり、

その影響でその仕事についている人が多いと、

間接的ですが聞いたことがありまして‥。

 

人物だけではなく、

最近のInstagramにアップされている

紫陽花を見ても血管がキュっとなります。

 

そんな笠井さんが

先月末に写真集を出版しました。

 

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(『東京の恋人( 玄光社)』)

 

まだ購入出来ていないのですが、

実物を見てきましたが圧倒されました。

 

同時にそのサイズ感にも驚きました。

 

大きさは約23センチx19センチと

少し小さめですが、

384ページ‥‥

なかなかの分厚さでした。

 

出版直前の笠井さんのツイートです。

 

 

 ここまでグッとくる写真集は久々でした。

 

男性だけではなく、

女性にも是非見て欲しい写真集です。

 

ちなみに税込3,996円と、

良心的な価格です。

 

 

久々に話が長くなり、

偉そうな分析、失礼しました。

 

この数ヶ月、

モヤモヤしていたことを

吐き出させていただきました(苦笑)。

 

 

綺麗な人や物、美しい人や物。

 

主に人について書かせていただきましたが、

内面は必ず表面に出てきます。

 

年齢を重ねれば重ねる程、

それが露骨に出てきます。

 

 

 

世の中の大半は、

ドロっとした汚い物で成り立っています。

 

それでも、

綺麗な人や物、美しい人や物も

沢山存在します。

 

少しでもそれに触れていきたいと思います。

 

 

そんな綺麗事が通じる時代でも

ないのですが(苦笑)。