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1時間に100ミリ

連日各地で観測されている大雨。

気候が狂っているのは一目瞭然ですが、雨量に関して、復習しておきます。


▼『「1時間に100ミリ」ってどれくらいの雨? / 雨の降り方と災害の危険性』
THE PAGE 8月7日(水)11時18分配信

局地的大雨が相次いでいます。7月28日の山口・島根豪雨では、山口市で1時間に143ミリという
記録的な雨を観測。23日には東京の目黒区・世田谷区で1時間に約100ミリの雨を記録しました。
いまや頻発している感もある「1時間に100ミリ」級の雨。


(雨の降り方と災害発生の危険度)

一体どのくらいすごくて危険な雨なのでしょうか?

■どれくらいの雨なの?
「1時間に100ミリ」の雨とは、気象用語では「猛烈な雨」に分類されます。
「猛烈な雨」とは1時間当たり80ミリ以上の大雨のことで、一番雨量が多くて災害の危険性が高い状態です。
気象庁では「恐怖を感じるような雨」と表現しています。自治体の防災担当は「すごい雨だった(山口市)」
「今まで記憶にないような雨だった(東京・目黒区)」と語っています。

雨の降り方は、降っている雨の量によって、気象用語で5つの段階に分類されています。

◎やや強い雨(1時間に10ミリ〜20ミリ未満)
ザーザーと降り、地面一面に水たまりができるような雨。
この程度の雨でも長く続く時は災害に注意が必要。

◎強い雨(1時間に20ミリ〜30ミリ未満)
土砂降りで、傘を差していても濡れてしまうような雨。
側溝や下水、小さな河川があふれ、小さながけ崩れの心配も。

◎激しい雨(1時間に30ミリ〜50ミリ未満)
バケツをひっくり返したような雨。道路が川のようになり、
山崩れや崖崩れが起きやすくなる。危険地帯では避難準備が必要。

◎非常に激しい雨(1時間に50ミリ〜80ミリ未満)
滝のように雨が降り、傘がまったく役に立たない。
あたりが水しぶきで白っぽくなり、先が見えない。
マンホールから水が噴出したり、中小河川がはん濫し、
土砂災害が発生・拡大する可能性が高くなる。

◎猛烈な雨(1時間に80ミリ以上)
息苦しくなるような圧迫感があり、恐怖を感じるような雨。
雨による大規模な災害の発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要。


実際に7月28日の豪雨を体験した山口市消防本部の職員によると
「100ミリ降っていた時かは分からないが、車のワイパーをハイスピードにしても前が見にくい状態で、
傘を差しても雨が大粒で傘が破けそうなくらいドンドンと降っていた。
側溝からは排水が溢れだしていて2009年の(中国・九州北部)豪雨を思い出した」という状況でした。

■降水量って何?
降水量とは、降った雨がどこにも流れ去らずにそのまま溜まった場合の「水の深さ」で、
単位は「ミリ」で表します。「1時間に100ミリの雨」は、屋根や道路などあらゆる所に
雨が1時間で10センチ溜まる、ということになります。

■「特別警戒」と「記録的短時間大雨情報
山口・島根豪雨は、気象庁が8月30日から運用開始する予定の「特別警戒」の対象になるほどの大雨でした。
特別警戒とは「数十年に一度」レベルの大雨や暴風などが予想される場合に発令されるものです。
特別警戒ほどではなくとも、「猛烈な雨」が観測された場合には「記録的短時間大雨情報」が
発表されることがあります。これは数年に一度程度しか発生しないような大雨を観測した場合に
発令されるもので、該当地域で災害の発生につながる事態が生まれていることを意味します。


ちなみに、山口・島根豪雨で降った143ミリという雨量は、1時間あたりとしては
全国で歴代11番目の降水量になります。歴代1位は153ミリで、
千葉県香取市(1999年10月)と長崎県長崎市の長浦岳(1982年7月)で観測されています。

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水害、水の力をあまり甘く考えず!

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