opuesto / Tate’s Official Blog

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不安定

NHKが各地の警察や消防を取材してまとめたところ、今回の記録的な豪雨で、これまでに全国で180人が死亡し、60人の安否が不明となっています。

 

日に日に増えてしまっています‥。

 

豪雨災害関連の更新が続いているのは、

それくらいの非常事態だということを

理解してもらったうえで、

一つ、余談を更新させて頂きます。

 

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(家主のInstagramより)

 

噂通りの綺麗で大きな一軒家。

 

そこには、三つ上の女性と、
猫二匹、犬一匹が

暮らしています。

 

たまたま遊びに来ていた

妹さんが、白い大きな柱に

プロジェクターで
家主のデビュー当時の

映像を流していました。

 

私は、缶ビールを片手に
その映像を眺めていました。

 

焼けた肌にボタニカルな

デザインの衣装を纏い、
不安定な歌をうたっています。

 

十代です。

 

振り返ると、

ほろ酔いの家主が、
「見て、見て」と。


その映像と同じ衣装を着て
くるくると回っていました。

 

妹さんが

「十代なのに妙に色っぽいでしょ(笑)」。

 

「確かに・・」。

 

「見て〜、見て〜!」と、
まだくるくると回る家主。

 

今の姿と映像を

見比べてしまいました。

 

その後も、
アコスティックギターを弾いたり、
オルガンの原型のような、
見たことのない

鍵盤も弾いていました。

 

しかも、
不安定な歌を
大声でうたい、
とても楽しそうでした。

 

猫や犬も、

露骨に困った表情を。

 

これがこの家のいつもの光景なのかと
考えると、大きな一軒家を建てたのは、
猫や犬の為だけではなく、

「家主の為では?」と。

 

数日後、

またお邪魔することになり、
前回のことを思い浮かべていました。


「何故、あの人に家に通っているのだろう・・」

 

いつでも冷静な自分がいます。

 

またほろ酔いの家主が

出迎えてくれました。

 

今日は、三階でプチパーティーが

開催されているとのことで。

 

どんな人達が何人くらい居たのかは

覚えていませんが、
アップテンポな音楽が流れ、

盛り上がっていました。

 

「三階は煙草吸っていいよ〜」

 

前回お邪魔した時に、
家主に煙草を隠したところを
見られていたようです。

 

「何故、この人とこんなに仲が良いのかな・・」

 

いつでも冷静な自分がいます。

 

宴が終わり、

片付けを手伝っていると、
酔っ払った家主が

「XX、呑むぞぉ〜!!」と
絡んできました。


「・・ドラマのワンシーンか?」と
苦笑いしてしまいました。

 

片付けが終わり、
お言葉に甘えて、

煙草に火をつけ、
お酒も頂きました。

 

大きめのソファーに座り、
家主と話をしていました。

 

まだ酔っているのか、
演技なのか、
シラフなのか、
一瞬分かりませんでしたが、
寂しい表情をしていました。

 

宴の後のなんちゃら、です。

 

「XX、呑むぞぉ〜!!」

というテンションは
消え失せ、音楽も止まり、
しんみりとしていました。

 

「・・やっと、ゆっくり呑みつつ
話ができるな」と私は思いました。

 

家主には、

聞きたいことは沢山ありました。

 

そこからの記憶が

断片的になっていますが、
その場面、場面で見える家主の表情は、
終始、寂しそうでした。


三度目、

その人の家に向かう
自分の姿が見えました。

 

大きなバッテリーを背負い、
CD-Jを抱え、音楽を聴きつつ
薄暗い路地を歩いていました。

 

少し大きな道に出ると、
アパートから締め出された
女性がパジャマ姿で
「おい!開けろ!!

開けろよ!!このクソがっ!!」と

大声でどなり扉を激しく叩いていました。

 

「あの人の家の近所にも、
こんな光景が・・。格差か・・」と。

 

「あれ?もしかしたら、道を間違えた?」

 

空を見上げると、
安定感の無い、
月が出ていました。

 

 毎日、様々な夢を見ますが、

これは、2日前、10日(火)に見た夢の話です。

 

いつもとは一味違う夢だったので、

起きてすぐにメモをしておきました。

 

何故こんな夢を見たのか‥

分かりませんが‥

ポイント、ポイントのシーンで、

心当たりがあるところも‥。

 

そんな余談でした。