opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

改めて〜福島智さんの言葉

昨日更新させて頂きました『福島智さんの言葉』。

本文をcrewの左近が探してくれましたので、改めて紹介させて頂きます。
※尚、昨日の文は削除させて頂きました。

彼が中学生ぐらいの時に、NHKの『ソフィーの世界』の特番で見て以来、
ずーっと心に残っている言葉です。

忙しい中、昔のビデオを探して、下記の言葉を見つけ出してくれました。
左近、ありがとうね!

是非、じっくり読んでみて下さい。

全盲ろう者の学者、福島智さんの言葉です。


+++++++

「本当にわかり合えたと言うような、
そんなユートピアのような事が現実には無いと思いますし、
無くて良いと思います。

と言うのは、コミュニケーションは結果では無く、常にプロセスだと思うんですね。

本当にはわからないけれども、わかり合えないけれども、何とかしてわかりたい、
と言う気持ち、相手に対する好奇心、相手に対する関心、そして愛情、
場合によっては憎しみも含めた相手に対する気持ちが、やはり相手をわかりたい、
わかり合いたいと言う気持ちに繋がると思います。

コミュニケーションの目的は完全にわかり合う事では無く、
自分と相手が異なる世界を内面に持ちながら、その異なった世界をすり合わせて行って、
新しい世界を、それぞれの中に作り出して行こうとするプロセス…
たぶん永久にゴールは無いんです。」

+++++++


「何とかしてわかりたい」という相手を思う気持ちから、、です!
ゴールは無さそうですが、時間をかけて信頼関係を作る事が大切です。

自我を残して他人の全てを理解しようとする傲慢、
また、「○○じゃないとダメだ!」と、決めつける事は危険です。

「男だから〜」、「女だから〜」と。。。
『はぁ?なんだそれ?』と、声を大にして言いたくなります。

〜男尊女卑〜
大嫌いな言葉です。


何かトラブルが起きたら、まず自分が変わる事。
それを、チャンスと変換出来るようになると、結構楽ですよ〜。



男性の方々へ。
おそらく、直接的な"力"以外で女性には勝てないと諦めて下さい(苦笑)。
そうして女性を敬う事が、長い目で見ると良いキーワードになってくると思います。

私はまだ未婚ですが。。。



さてさて、作業します。



■福島 智(ふくしま さとし 1962年12月25日)
兵庫県神戸市出身のバリアフリー研究者。東京大学教授(学術博士、東京大学)。
専門は、バリアフリー教育、障害学、障害者福祉アクセシビリティ
社会福祉法人全国盲ろう者協会理事。世界盲ろう者連盟アジア地域代表。
世界で初めて常勤の大学教員となった盲ろう者
HP---> http://www.bfp.rcast.u-tokyo.ac.jp/fukusima/