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帰宅困難時の朗報

都内近郊にお住まいの方々にとって
良い記事を見つけましたので、メモしておきます。


(震災時に避難場所を提供する協定を区と締結した「パークホームズ武蔵小山」=東京都品川区で)

帰宅困難者を民間マンションに 震災時に集会室を開放』
東京新聞 2012年1月18日 朝刊

阪神大震災の記憶を刻む日に、東日本大震災の教訓からの取り組みが一つ、実った。
東京都品川区は十七日、震災時の帰宅困難者被災者を受け入れる避難場所として
民間マンションの共用部分を使えるようにするため、区内のマンション管理組合と協定を結んだ。
区によると、民間集合住宅との協定は二十三区で初めて
都市部の避難場所の確保が課題となる中、住民の総意を迅速に取り付けることができた異例のケースだ。

協定を結んだのは、品川区小山三のマンション「パークホームズ武蔵小山」。
東急目黒線武蔵小山駅から徒歩約三分の同マンションは地上十九階、
地下一階で二〇〇八年八月に完成した。二百三十八戸に五百三十二人が居住する。

管理組合は昨年三月の東日本大震災を受け、高齢居住者の避難対策などを検討する中で、
区や地域との連携が不可欠と判断。昨年十二月の臨時総会で、通りすがりの帰宅困難者ら、
居住者以外の一般避難者を受け入れることを決めた。

区が避難所開設を要請した場合、管理組合はトイレや非常電源も備えた一階と地下一階の
各九十平方メートルの集会室を開放する。百人程度の受け入れを見込む。
避難者の誘導や避難所運営は区が行い、費用も負担する。
避難所開設期間は災害発生日から七日以内とし、協議により延長可能などと定めた。

大小二カ所の倉庫(計約三十八平方メートル)も提供し、地域用として毛布やカンパンなど区の
備蓄物資六百人分程度を保管する予定。

管理組合も区も、阪神大震災があった十七日に協定を結ぶことにした。

合田信久理事長は
「受け入れ人数が限られるので子供連れの女性、お年寄りを優先したい」と話している。
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この辺り、武蔵小山は良く行っていた場所なので、このマンションも知っていました。

この手の取り組みは素晴らしいと思いますし、これをキッカケにどんどん増える事を願っています。

備えは大切です!


以前ブログに書かせてもらった、
極上イタリアン「TRATTORIA DEL VICO」(閉店してしまいましたが)の近所です。