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復興支援宝くじの行方

昨日書店へ行き、色々とチェックしている中で、
週刊金曜日』に、こんな記事が出ていました。

▼『復興支援宝くじは「官製詐欺」か』
週刊金曜日」2012年4月13日号より

被災地支援をうたう東日本大震災復興支援グリーンジャンボ宝くじ
(2月14日から3月14日まで)の売上げは、予定を7割上回る1,102億円となった。
復興を支えようという気持ちが、この売上げになったと思う。
川端達夫総務相

売上げ好調につき、被災地に回るカネは、当初の予定の88億円から150億円に増額された。
しかし、増えたといっても、1,102億円のうちの150億円、14%弱に過ぎない。
1枚300円のうち40円余りしか被災地に回らない計算だ。

被災地に回るのは、収益金の660分の220、つまり3分の1だけなのだ。
残り3分の2は、宝くじを発行する47都道府県と19政令指定都市に回される
収益金450億円の全額を被災地に回してもよさそうなものだ。
しかし、その半分も被災地に回らない仕組みなのだ。これでは「復興詐欺」と呼ばれても仕方ない。

売上金は、自治体を通じて、天下り団体にも流れる。財団法人地域創造
財団法人自治体衛星通信機構などに。復興支援の名目で集めた宝くじの収益で、
天下り団体が潤うのだ。収益金だけではない。宝くじの経費は、財団法人自治総合センター
財団法人日本宝くじ協会にも回る。両団体には経費の2.7%、30億円弱が流れる

それぞれの団体には、元消防庁長官、元自治省給与課長、元自治省選挙部管理課長らが
役員として就任している。職員にも天下りが多数いる。

この仕組みは、一昨年の事業仕分けで、国民の目に明らかになった。
民主党は、被災地支援を装った「官製詐欺」ビジネスを放置している。
中山雄二(ジャーナリスト)

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いかがでしょうか?
義援金、募金同様、、まあ、こんなもんです。

宝くじ関係の団体も、あれだけメディアに叩かれても、
みなさん夢を求めて購入してしまうのですよね。。。

上手い仕組みを考えたものだな〜と、いつも感心します。

合法な詐欺と言われても仕方が無いです。