昨日‥
とある駅の構内にある書店の前で
こじんまりとした古書市が‥。
最近‥ちょっとだけ
古書を掘ることにハマっています。
4月に横浜の関内で出会った
『幻獣辞典』がキッカケです。
『幻獣辞典』程、
古い本ではないのですが、
昨日の出会った一冊が‥
（2022年10月17日 リビングにて〜『天使の美術と物語』〜RICOH CX4）
1999年に出版された
『天使の美術と物語』。
西欧の美術館や聖堂を訪れるとき、わたしたちはいたるところ、光に包まれて優美な舞う天使たちに出会うことができる。本書は遙か中世から20世紀初頭にかけての絵画史の中から美しく、印象的な天使の図像340点をカラー図版で再現し、あわせて彼らにまつわる豊富な物語や数奇な伝承を紹介している。
「彼らにまつわる‥」。
この一文で‥
「ん？？？」 、「あれ？」と感じる人も多いと思います。
私もその1人でした（苦笑）。
色々と調べたり勉強している中で、
ど〜しても避けては通れないのが‥
”天使”です。
パラっと立ち読みをしたら、
とても分かりやすい内容でしたし、
以前から気になっていた絵画もあり‥
価格も財布に優しく‥即購入。
昭和の時代に日本で生まれた
私のような人間は‥
”天使”と聞いて真っ先に
イメージするのは‥
https://www.morinaga.co.jp/museum/history/detail/product/193
森永です。
エンジェルではなく、
”エンゼルマーク”。
天使‥
エンジェル‥
キューピッド‥。
そんなファンシーな
イメージしか無かった子供時代を経て、
大人になり、初めて海外へ行った時、
あちこちで見かけた天使の彫刻。
そして‥今‥
神社、神道だけでなく、
キリスト教の勉強もしています。
もちろん‥”天使”だらけです。
アニメ『プラチナエンド』も
強烈でしたが‥。
そんな‥
ど素人にぴったりな1冊が
『天使の美術と物語』。
早速読んでいますが、
とても興味深い内容の連続ですし、
絵画と分かりやすい文章に助けられています。
裏表紙の一つの絵画にも‥
グッときました。
（2022年10月17日 リビングにて〜『天使の美術と物語』〜RICOH CX4）
アップにします。
まるで‥
現代のイラストレーターが描いた様な‥
質感と世界観に驚きました。
調べたところ、ドイツの画家
カスパー・ダーヴィット・フリードリヒ
（1774年9月5日〜1840年5月7日）の
『カテドラル（大聖堂） 1818年』という作品でした。
今から204年前の作品‥。
全体像が‥こちらです。
圧巻です‥。
まだまだ読み始めたばかりですが、
読み終わる頃には‥”天使”や、
天使を描いた絵画への理解が
深まると思います。
今から楽しみです。
同時に‥
絵画にも疎い私が興味を持った
カスパー・ダーヴィット・フリードリヒ。
これまた‥掘り甲斐がありそうです。
もっともっと勉強をして、
次に海外へ行った時には‥。
そして‥
サグラダ・ファミリアが完成した時には‥
その本当の意味に一歩でも近づきたいです。
ガウディ・コード‥‥‥楽しみです。
以前は中古レコード店で掘る事‥
偶然の出会いがたまらなく好きでしたが‥
今は‥古本、古書店での‥偶然の出会いから
何かが広がるコノ感覚が、最高に好きです。
これは‥ネット検索、
ネットの世界だけでは味わえない感覚ですし、
とても大切な事だと私は思います。
”偶然の出会い”‥最高です。
A.Iが選別した情報ではなく、
自分の感覚で掴み取ることを
忘れないでください。
あの感覚を‥思い出してください。
アノカンカクヲ‥オモイダシテクダサイ。
