チリ沖で起きた巨大地震の影響で日本にも津波が到達しています。
各地に津波注意報が発令され、20センチから1メートルと予測されていましたが、
岩手県久慈港では午前9時30分に高さ80センチの津波を観測したそうです。
気象庁は津波注意報が解除されるまでは海岸や川の河口付近には
近づかないよう呼びかけています。
※追加更新 16:48
きのう、南米チリの沖合で起きた巨大地震で、気象庁は北海道から九州にかけての
太平洋沿岸や、沖縄・奄美などの各地に出していた津波注意報を、
午後4時40分にすべて解除しました。
頭ではなんとなく理解していても、地球の裏側で起きた地震で発生した津波が
日本に到達する現実を考えると、その恐怖を改めて実感します。
▼『常総市に臨時のアメダス観測点』
NHK 09月18日 11時29分記録的な豪雨で大きな被害を受けた茨城県常総市で、雨の観測体制を強化して
今後の災害に備えるため、気象庁は18日、臨時の「アメダス」の観測点を設置しました。臨時のアメダスの観測点が設けられたのは、記録的な豪雨で決壊した鬼怒川の堤防から
およそ2キロの場所にある常総市役所の石下庁舎前の広場で、18日朝、気象庁の職員など
15人が雨量計や風速計を組み立てたり、データを送る配線をつないだりする作業にあたりました。アメダスの観測点はこれまで茨城県内の24か所にありましたが、
大きな浸水の被害が出た常総市にはなかったことから、観測体制を強化して
今後の災害に備えるため、臨時の観測点を設置することになりました。設置作業は夕方までに終わる見込みで、これによって降水量や気温、風向き、風速を
常に観測できるようになり、データは気象庁のウェブサイトに掲載されるということです。水戸地方気象台の渡辺徹防災管理官は「ここで得られるデータは、今後、気象台から発表する
防災情報に活用していくほか、地域の皆さんにも、災害への備えに役立ててもらいたい」
と話していました。
気象庁のHPに『茨城県常総市への臨時気象観測所の設置について』というページがありました。
報道発表日: 平成27年9月17日
概要: 平成27年台風第18号から変わった低気圧に向かって南から湿った空気が流れ込んだ
影響で大雨となり、 茨城県常総市では甚大な被害が発生しました。このため、気象庁では、
災害復旧対応等に資するよう、当該地域の気象観測体制を強化するため、 9月18日に
下記のとおり可搬型の気象観測機器を臨時に設置し、観測を開始する予定ですのでお知らせします。
観測データは、気象庁ホームページでご覧になれます。
このニュースを読んで、ふと思った事がありました。
それはアメダスの観測地点です。
不覚にも深く考えた事が無かったのですが‥。
確かに24カ所あります。
逆に言えば、24カ所しかないという事です。
例えば東京都に関しては、大島や八丈島などの離島を除けば11カ所しかありません。
‥正直、知りませんでした。
詳細は、こちら『地域気象観測所一覧』でPDFデータをチェック出来ます。
一番お手軽なのは、Googleで『全国アメダス観測所MAP』と検索ですが、
お時間がある時にでもチェックしてみてください。
それにしても、知らない事だらけで、日々勉強ですね‥。