今日は予報通り春の陽気で花粉多めです。
昨日たまたま知った震災関連のドラマがあります。
NHK特集ドラマ『LIVE!LOVE!SING! 生きて愛して歌うこと』
特集ドラマと聞くとあの名作『ラジオ』を思い出します。
しかも今回のこのドラマも『ラジオ』同様、脚本は一色伸幸さんです。
さらに演出は『あまちゃん』や『その街のこども』『踊る阿呆』を
手掛けた井上剛さん、音楽は大友良英さんとSachiko Mさん。
俳優陣の中に、以前から気になっていた石井杏奈さんの名前も。
石井杏奈さん…E-girlsのメンバーですが、以前彼女の芝居を観た時に、
「ん?誰だ、この子…」と気になっていました。
ちなみに16歳です。
満島ひかりさんのようなモンスター級の女優さんに化けるニオイがしました。
昨夜、このドラマの制作ドキュメント番組を観ましたが、間違いなさそうです。
放送は3月10日(火) 22時からです。
こちらで会見動画もチェックできます。
是非チェックしてみてください。
俳優さんを生かすの殺すも脚本や演出、監督次第だなと改めて思う事がありました。
昨日観た映画『カケラ』が…そうでした。
(映画『カケラ』予告編)
安藤桃子さん初監督作品です。
(原作は、桜沢エリカの漫画『LOVE VIBES』)
満島ひかりさんの芝居観たさにチェックしてみましたが…が…が、でした。
私にはちょっと理解出来ない演出と脚本で。
劇中のジェームス・イハの音楽は…良かったです。
「色々と、もったいないな〜〜〜」という感想でした。
もちろん、好みの話で。
機会があったら原作を読んでみたいと思いました。
この流れで満島ひかりさんの話を…もう少し。
現在、蜷川幸雄さん演出のシェイクスピア 舞台『ハムレット』の真っ最中です。
・1/22~2/15 さいたま芸術劇場
・2/20~3/1 大阪シアター・ドラマシティ
・3/26~29 台湾・ナショナルシアター
・5/21~24 ロンドン・バービカンシアター
この舞台の1か月に及ぶ舞台稽古に密着した番組が先日BSで放送されました。
満島ひかりさんの密着ドキュメントは、おそらく初だと思います。
ただBSが観られないので、左近にお願いし録画して送ってもらいました。
左近、いつもありがとう。
その番組の中で満島ひかりさんがこんな事を言っていました。
〜固定観念がね、どんどん人間ついてくるから、
だって、こっち側の芝居がいいと思ってやり続けたら
つまんない人生になるから、あっちもやってみるべきだし
こっちもやってみるべきだし、最初から、これはセンス悪いでしょと
思っていることのほうがセンス悪くて。
〜一時期から先入観みたいなのを捨てるようにしてて、
逆にそうすると本当にどこにでも道があるから
怖くなってくるけど、一歩がどこへ進めばいいの?
わーって道がある感じがして、だから人をこうやって見るほど、
つまらないことはないなって、、、
私でもヨルダンへ行ってから思ったんですよ。
だから知らないこと、いっぱいある、なんか全然違った。
2013年『BS1スペシャル それでもジャーナリストは戦場に立つ』という番組で
ヨルダンへ行った時の話もしていました。
(この番組は観れていないのですが)
・ナレーション
〜戦場ジャーナリストのドキュメンタリー番組の取材で
ヨルダンの難民キャンプを訪ねた。
空爆の続く激戦地のすぐ近くへ。
心配する周囲をよそに自ら決断し足を踏み入れた。
激しい空爆から逃れてきたシリアの人々と出会った。
・満島ひかりさん
〜会いにこないと分からないことがいっぱいあった。
画面とか文字から伝わるものだけだと、あの…
この奥(胸に手をあてて)のことが分からないから。
・ナレーション
〜先入観を捨て踏み出すことで初めて見える世界がある。
その思いはいつしか信念になった。
経験し考えた事をきちんと吸収し吐き出している方だなと思いました。
凄いです、本当に。
これらの考えは決して俳優さんの世界だけに限った事ではないです。
普通の日々の生活や、物作りに関わっている人ならさらに何かを感じ取れると思います。
私はどんな業種の人でも「この人、凄いな…尊敬できるな…」と思う人の
行動や言葉にとても興味も関心もありますし、そこから学べる事が多いですし
学んできたつもりです。
人間力…とまでは言いませんが、そう思います。
尊敬できる人。
やはり人の何倍も考えて、死ぬ程悩んで行動し続けています。
石井杏奈さんの今後もちょっと楽しみです。