opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

あれ?5%?

明け方の雨は凄かったですが、和歌山方面ではさらに被害が出ています。
様々な災害対策は急務です。以前のデータに頼っているだけではダメだと思います。
個々で少し過剰に反応するくらいの癖をつけておいた方が良いと思います。

「神経質過ぎる」

相変わらず、そんな事を言われますが気にせずいかせて頂きます。

さて、関西圏の節電と大飯原発のトピックをメモしておきます。
どこか、ちょっと話が違うような気がしますので。。。

▼『大飯3号機稼働で節電緩和へ』
NHK 6月21日 23時15分

政府は、大飯原子力発電所の運転再開の決定を受けて、この夏の節電対策を一部見直し、
大飯原発の3号機のフル稼働が確認されれば、関西電力管内に対する15%以上の節電要請を
10%程度に緩和する方針を固めました。
            
政府は先月、大飯原発の運転再開がない前提で、東北、東京、沖縄を除いた
各電力会社の管内に対する、数値目標を掲げた節電要請などを盛り込んだ、
この夏の節電対策を決めています。

しかしその後、今月16日に大飯原発3号機と4号機の運転再開が決定され、
関西電力管内の需給の改善が見込まれることから、政府は、節電対策の見直しを進めてきました。

その結果、早ければ7月上旬にも見込まれている大飯原発3号機のフル稼働を確認した時点で、
関西電力管内に求めている15%以上の節電要請を10%程度に緩和する方針を固めました。
また、電力不足が深刻な関西や九州に融通するため、5%以上の節電としていた
中部、北陸、中国の各管内については、3%から4%程度に緩和することで最終調整しています。

一方で、九州・四国・北海道の各管内については、大飯原発3号機がフル稼働しても緩和せず、
九州で10%以上、四国と北海道でそれぞれ7%以上としている節電要請を維持することにしています。

ただ、来月、大飯原発3号機がフル稼働するまでの間は、
全国で現在の節電対策を続けることにしています。
政府は今後、大飯原発の4号機がフル稼働になった場合についても、
改めて節電要請の内容を見直すとしており、22日にもこうした内容を正式に決める方針です。

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タイトルの『節電緩和へ』と内容のトリックを感じます。

簡単にまとめておきます。後者の数字が三号機を稼働させた後の節電要求です。


大飯原発三号機フル稼働 確認時点の節電要求>

・北海道 7%以上から維持
・北陸 5%以上から3〜4%程度
・中部 5%以上から3〜4%程度
・関西 15%以上から10%程度
・中国 5%以上から3〜4%程度
・四国 7%以上から維持
・九州 10%以上から維持

22日、今日には四号機がフル稼働した場合のケースも発表されるそうですが、
関西は、さて、どうなるのでしょうか?

また、上記の数字から普通に考えると、次の再稼働予定は、北海道や九州にある原発となりそうですね。


ここで、少し頭に入れておきたいキーワードがあります。
それはプルサーマルです。
※ プルサーマルとは、プルトニウムとサーマルリアクターからできた言葉です。
プルトニウムウランを混ぜたMOX燃料を通常の原子力発電所軽水炉=サーマルリアクター)で
利用することをプルサーマルといいます。

プルサーマルがあった原発は、福島第一原発の三号機。

他には愛媛の伊方原発三号機。
福井では高浜の三号機、四号機。九州の玄海プルサーマル
大飯原発の3号機と4号機がプルサーマル導入が画策された経緯があります。

政府は、まず、このプルサーマルを使用している原発を再稼働させたい狙いだと。。。

このキーワードを忘れずに今後の動きを見ていく必要があります。


話を戻します。
一番厄介なのは、大飯原発三、四号機をフル稼働させても、関西圏の節電要求値が
あまり下がらないケースです。それは考えられない事ですが、
お偉いさん達はとにかく『再稼働!!』を目標に全てを動かしています。

関西圏への節電要求に反発が出た場合、また脅しの「計画停電」というキーワードを出してきそうです。
『他の原発も動かさないと、電気止めるよ〜〜』と聞こえてきそうです。

あくまでも、これは私も最悪なケースを想像した話ですが。。。

さて、どうなるでしょうか?

関東圏は上記の中に盛り込まれていませんが、普通に節電を継続させて下さい。

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電気の自由化と自然エネルギーに関して、友人の漢方談話さんのブログからです!

昨日の田中優さんのメルマガにまた、ワクワクすることが書かれていました
以下転載

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そして経産省の「電力システム改革専門委員会」が、
2014年から2015年に「総括原価方式もなく
します、家庭の電気も完全自由化します」という方針を出しましたね。
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いよいよ、電気の完全自由化の方針がでたわけですね!
七月から、自然エネルギーの買取もはじまるし。

原発反対!と声をあげるのも大事ですが、自然エネルギー利用者を増やしていけば、
自然に原発オフになるのかもしれません。こっちのほうが早い気もしてきました。