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相次ぐストロンチウム 原発と無関係?

ストロンチウムに関して、こんな見解の記事を見つけました。

ストロンチウム 「横浜は原発と関連なし」』
東京新聞 2011年11月25日 朝刊

横浜市港北区の泥などから放射性ストロンチウムが検出された問題で、文部科学省は二十四日
福島第一原発事故とは関連がない」との見解を発表した。市から送られた泥などの分析で、
半減期が約五十日と短いストロンチウム89が検出されなかったことなどから、
「過去の核実験の影響とみられる」と結論付けた。

また、東京・霞が関経済産業省前など都内三カ所の路上で検出された放射性ストロンチウムについても、
同様の見方を示した。

文科省は、同区大倉山の道路側溝と同区新横浜の横浜アリーナ近くの噴水底部から採取した堆積物を分析。
福島第一から飛来したなら含まれるはずのストロンチウム89は検出されず、
半減期が約二十九年と長い同90が一キログラムあたり最大一・一ベクレル検出されただけだった。

文科省原発事故前から毎年、全国各地でストロンチウム濃度を測定。
今回の値は、これまでの測定値(最大三〇ベクレル)の範囲内だった。

横浜市が民間検査会社に委託した分析では、二種類のストロンチウムを合わせて
最大一二九ベクレルを検出していたが、文科省の再測定で、濃度は百分の一以下だったことになる。

経産省前などでの検出については、文科省は分析していないが、同じ民間検査会社が同じ手法で
測定していることから、文科省は「誤って、実際より高い濃度を出してしまったのではないか」と推測している。
民間検査会社は「測定には自信を持っているが、百倍も違う結果で戸惑っている。
なぜ差が出たのか調べたい」としている。

文科省の見解を受け、横浜市の担当者は二十四日、「ストロンチウムは市の調査よりも微量だったが、
今後もストロンチウムなどの調査範囲の拡大を求めていくことに変わりはない」と述べた。