住む場所を変えてから二ヶ月が経ちました。
シンプルに感じるのは、『音』についてです。
以前は都心からは遠い所で生活をしていましたが、駅前、徒歩1分以内という
ロータリー内のマンションでした。
景色は最高でしたが、もちろん常に『音』が聴こえました。
電車の音、車の音、人の声、コンビニに夜光虫のように集まる若者の声。
今の場所は所謂「閑静な住宅街」ですが、本当に静かです。
ただ、嫌な『音』は、ほとんどと言ってよい程聴こえません。
ベランダに出て休憩するを時に、時々近隣の方々の声が聴こえる程度ですが、幸せそうな『音』です。
赤ちゃんの声、子供の声、家族の声。もちろん、車の音なども聴こえますが、それらは室内に居たら
ほとんど聴こえないくらい静かです。
日没後、月を眺めつつ一服していて、ふと被災地の『音』を考えていました。
原発事故の関係で、町ごと避難を余儀なくされた土地では人間の生活音が全く聴こえないそうです。
当然ですよね、人が居ない、人が住めなくなってしまったのですから。。。
嫌な『音』、心地よい『音』と、わがままを言いつつ生活を繰り返していますが、無音は恐怖です。
ふと、そんな事を感じながら、PAN AMERICANの"QUIET CITY"が聴きたくなりました。
今、久々にそのアルバムを聴きつつ、ブログを書いています。
少しだけ、そのCDを探すのに苦戦しましたが、見つけました。
人は、わがままを言ったらきりがないです。
上を見過ぎてもきりがないです。
欲だけの為に生きたら、必ずダメになります。
な〜んて、少しシリアスな話でした。