opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

トイレの扉

今日も朝から以上な暑さに加え、気温の上昇も早いです‥。

あと一週間はこの暑さが続くという事ですが‥‥。


休憩しつつ、昨日「えっ!」と思った事をメモしておきます。

▼『男女死亡:妻トイレ出られず、脱水症状か 夫倒れドアふさぎ 東京・荒川区
毎日新聞 2015年07月31日

30日午後3時35分ごろ、東京都荒川区荒川のマンション2階の一室で、トイレ付近に
男女が折り重なるように倒れて死亡しているのを訪ねてきた弁当宅配業者が発見した。

警視庁荒川署によると、この部屋に住む40代の夫と50代の妻とみられ、
いずれも外傷はなく死後2〜3日が経過していた。

同署によると、夫はトイレの前で倒れ、妻はドアを30センチほど開けてトイレの中から
上半身だけ出すようにして倒れていた。妻がトイレに入った後、夫がドアをふさぐようにして
寝込んでそのまま何らかの原因で死亡し、妻は出られなくなって脱水症状や熱中症などで
死亡した可能性がある。

夫は体重100キロほどの大柄な体格で病気治療のため薬を服用していたという。

夫婦の親族に同署が事情を聴いたところ、夫婦は2人暮らしで普段からエアコンを
使っていなかったという。夫は27日に近所の親戚宅であった法事で酒を飲んで帰宅した。
妻は28日未明、「夫がトイレの近くで眠ってしまった」と親族に電話をかけていた。

弁当宅配業者が28日以降、夫婦と会えなくなったため大家と一緒に室内に入り、
2人を発見した。


生活する中で色々な事を想定していますが、このケースはそれを超えていました。

ちょっと調べたところ、過去に似たような事故がありました。

2010年12月の記事です。

▼『自宅トイレに閉じ込められ8日間―東京・港区63歳女性「生還」!』

都内港区の10階建てマンション8階、2LDKの部屋に住む63歳の女性は、先月の深夜、
トイレに入ったところ、扉が閉まり開かなくなった。廊下に立てかけてあった古い電気こたつを
入れた段ボールが倒れ、反対側の壁と扉の間にすっぽり挟まり、ちょうど、つっかい棒のような
状態になってしまったのだ。中から押しても、女性の力ではびくともしない。
「助けて」といくら叫んでも、何の反応もない。

トイレの手洗い用の水と、お清め用の塩をなめ、狭い空間でスクワットをしながら過ごした。
会社勤務なら無断欠勤を不審に思い、誰かが様子を見に来てくれるかもしれないが、
それも期待できない。最悪の事態を覚悟しながら、ひたすら彼女は救助を待った。

救いの手は思わぬところから届いた。近くの病院に入院している97歳の母親が、
「娘が来ない。連絡を取ってほしい」と看護師に伝え、ようやく8日目に警察官によって
扉が開けられた。専門医は彼女が無事救出された理由を(1)水分や塩の補給ができた
(2)便座が暖房器具の代わりになった(3)意識的に身体を動かした、ことを上げている。

他、ドアノブが壊れて閉じ込められてしまうケースも多々あるそうです。


実家で母親が1人で暮らしているので、色々と心配になる事はありますが、
トイレの扉は幸い引き戸なので、この心配はなさそうです。

こうしたアクシデントを回避する為に、
トイレにハンマーなどを置いておくと良いという話もあります。



荒川区のマンションで亡くなってしまったご夫婦。

ご冥福をお祈りいたします。

線香を焚かせていただきます。