その後、体調が悪化してしまい咳で眠れない事もあり、
近所の昭和を感じる古いタイプの耳鼻科へ。
極力、医者や病院には行きたくない派ですが‥。
「‥ん〜風邪の初期症状ですね。薬を出しておきます。」
(それは自分でも分かっていますよ、先生‥)
取り合えず薬を飲み様子をみていますが、問題は咳です。
咳のしすぎで身体中が痛くなる事も。
困ったものです‥。
作業に集中出来ず、モヤモヤしていたので、
気になった事を調べて勉強していました。
一つは、22日(月)に放送された
『未来世紀ジパング〜もはや無視できない!アジア驚異の成長国!!ミャンマーSP』。
何気なく観ていましたが、とても妙味深く勉強になる放送でした。
ミャンマーと言えば、アウンサンスーチーさんが浮かびますが、
国の歴史を語れる程詳しくなかったので調べていました。
スーチーさんの半生も。
<1988年>
パゴダ前の集会で初の演説。
50万人が集まる。NLD(国民民主連盟)の結党に参加。
その後、約15年間自宅軟禁。
<1991年>
ノーベル平和賞を受賞。
しかし出国は許されず二人の息子が受け取った。
<2000年>
夫はイギリスで他界。
その最後を看取る事も出来なかった。
<2011年>
自宅軟禁から解放された。
激動の半生を送り、スーチーさんを支えた信念が素晴らしかったです。
〜自分の人生に失望しそうになったり、自分に価値がないと感じた時には、
他の人々に何をしてあげられるのか考えることが大事です。
自分が手を差し伸べることで、人生が大きく変わる人もいるのです。
それが自分自身の生きる目標にもつながるはずです〜
素晴らしい言葉です。
自分が弱っている時だから? 全身に響きました(苦笑)。
もう一つは、エドワード・スノーデン氏が去年TEDに出演した時の動画を観ていました。
出演と言っても、もちろん直接的ではなくモニター付きのロボットでの出演でした。
▼『エドワード・スノーデン: インターネットを取り戻すために』
TED 6月23日(火)10時56分配信テレプレゼンス・ロボットを通してTED2014に登壇したエドワード・スノーデンが、
インターネットにおける監視と自由について語ります。データのプライバシーの問題は
党派的な問題ではなく、我々の生活におけるインターネットの役割やインターネットを
守る法について根本的に考え直す必要を迫るものだと彼は言います。「権利が重要なのは、いつそれが必要になるか分からないから」です。
インタビュアーはクリス・アンダーソン、特別ゲストにティム・バーナーズ=リーを迎えます。
( translated by Yasushi Aoki , reviewed by Kazunori Akashi )
30分ちょっとの動画ですが、NSAと"PRISM" に関して、
とても分かりやすい内容でした。
動画には日本語の字幕、サイトには翻訳もアップされていますのでオススメです。
こちらでチェック出来ます。
PRISM以外のキーワードは‥
「ディック・チェイニー」「ジュリアン・アサンジ」「ブルラン」「エッジヒル」です。
スーチーさんとエドワード・スノーデン氏から強く感じたのは、"信念"です。
一度きりの人生。
さらに信念を強く持って生きたいです。
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ミャンマーの補足を。
今年の秋にミャンマーで総選挙が実施されます。
その総選挙についてです。
番組のナビゲーター、日経新聞編集委員 後藤康浩氏の見解です。
総選挙でNLDが圧勝するとみられつつも、現状では次の大統領にはなれない。
憲法:大統領の条件
「本人、両親、子供、配偶者のいずれかが‥外国国民であってはならない」スーチー氏、2人の息子はイギリス国籍。
これは軍事政権時代につくられた2008年の憲法なので
スーチー氏を大統領にしない為の条文と言われても仕方がない。
ゲストコメンテーター、竹田圭吾氏のコメントもお見事でした。
「そう単純でもないなって思えるのは、スーチーさんが大統領になるのが、
ミャンマーにとっていいことかどうかはちょっと疑問を感じる部分も。
民主化とか民主主義のシンボルの人は大事なんですけども、その人が国家の
運営がうまいかどうかは全然別な問題。だから簡単に政権交代してしまったときに、
今そこそこ安定してうまくいっているミャンマーの改革や経済運営が
そのままちゃんとやっていけるのかというふうに感じる部分が。」
このコメントはミャンマーだけではなく他国にも言える事です。