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1号機の今

東京新聞からです。


▼『福島第1原発廃炉工程見直しへ 1号機燃料取り出し遅れ』
東京新聞 2014年10月30日 22時08分

福島第1原発廃炉に向け、国と東京電力は30日、
1、2号機の作業計画を見直す方向で検討に入った。

1号機では2017年度前半にも予定されていた使用済み燃料プールからの
燃料取り出し開始が19年度前半に、溶融燃料取り出しが20年度前半から
25年度前半にずれこむ。

2号機はプール燃料の取り出しのため建屋上部を解体する方針。

事故から30〜40年と見込まれる廃炉完了の時期に影響はないとしているが、
作業計画を遅らせる形での見直しは初めて。来春に廃炉工程を改定する予定。

1号機原子炉建屋は水素爆発により建屋上部にがれきが散乱。

建屋全体を覆うカバーが設置されている。


▼『1号機の建屋パネルを取り外し 上部の爆発跡、3年ぶり姿』
東京新聞 2014年10月31日 10時33分


(建屋カバー屋根部分のパネル1枚を試験的に取り外した福島第1原発1号機
31日午前7時39分、共同通信社ヘリから)

東京電力は31日、福島第1原発1号機の原子炉建屋カバー解体に向け、
カバー内部に散布した放射性物質の飛散防止剤の効果を確認するため、
屋根部分のパネル1枚を試験的に取り外した。事故で水素爆発し、
がれきが散乱する建屋上部が、カバー設置から約3年ぶりに姿をのぞかせた。

屋根は幅約7メートル、長さ約42メートルのパネルを6枚並べた構造で、
東電は11月上旬にさらに1枚を取り外す。

この日の作業は午前7時前に始まった。

7時20分ごろ、大型クレーンでパネルをゆっくりとつり上げ、
約15分で建屋北側の地上に降ろした。

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(1号機原子炉建屋カバー屋根パネル取り外し(南3屋根パネル)(その1)
撮影日:平成26年10月31日 提供:東京電力株式会社)


(1号機原子炉建屋カバー屋根パネル取り外し(南3屋根パネル)(その2)
撮影日:平成26年10月31日 提供:東京電力株式会社)


今日は弱い南風が吹いています。


あの映画のように…
”震災前に戻れるなら…” と馬鹿みたいな事を考えてしまいます…。

でも戻ったところで、あの体勢ではいつか同じ事が起きていたのでしょうね。

津波地震対策…全てが甘かったのですから…。

安全神話” …。


この言葉を思い出す度に、はらわたが煮えくり返ります。