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茨城県沖の水揚げ自粛と風評被害の原因

今度は、茨城県の話です。

食品の放射性物質の基準値が来月から厳しくなる前に、
茨城県沖の水揚げ自粛が発表されましたので、メモしておきます。

▼『茨城独自の水揚げ自粛 27日から』
NHK 3月27日 5時38分

食品の放射性物質の基準値が来月から厳しくなるのを前に、
茨城県沿岸の漁協で作る組合は、新しい基準値を超える魚が市場に出回って信頼を
損なわないように16種類の魚について、
27日から沿岸の全域または一部で水揚げを自粛します。

これは、一般食品の放射性セシウムの基準値が来月から
1キログラム当たり100ベクレルと大幅に厳しくなるのを前に、
茨城県沿岸の漁協で作る組合が独自に行います。

このうち今月の検査で1キログラム当たり100ベクレルを上回る放射性セシウム
検出されたマコガレイやマダラ、スズキなど8種類の魚は、
茨城県沿岸の全域で27日から水揚げを自粛します。

また国の新しい基準値の半分の50ベクレルを超える放射性セシウム
検出された魚とまだ検査が終わっていない魚の合わせて8種類も、
海域を限定して水揚げを自粛します。
新しい基準値を超える魚が市場に出回って信頼を損なわないようにする
独自の取り組みで、今後行う定期的な検査の結果によって解除の時期や
新たに水揚げを自粛する魚を決めるということです。
茨城県は対象となる魚の名前や海域を
県のホームページで27日にも公表することにしています。
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早速、茨城県ホームページをチェックさせて頂きました。

いつものパターンですが、やはり少し分かりにく、、です。

そこでさらに入り、漁政課ホームページをチェックしてみました。
ぼちぼちでしたので、1枚の資料をアップします。

他、下記のデータも漁政課ホームページでチェック出来ます。

[海 面]
□ 底魚(ヒラメ,カレイなど・平成24年03月26日更新)PDF/2.42 MB
□ 浮魚(シラス,マアジなど・平成24年03月26日更新)PDF/732 MB
□ 磯根資源(アワビ,ウニなど・平成23年03月26日更新)PDF/466 KB

[河川・湖沼]
□ 霞ケ浦(ワカサギ,テナガエビなど・平成24年03月26日更新)PDF/391 KB
□ 河川・湖沼(シジミ,サケなど・平成24年03月26日更新)PDF/469 KB

[その他]
□ 水産加工品(シラス干し,ワカサギ煮干しなど・平成23年9月27日更新)PDF/310 KB

マコガレイやマダラ、スズキの他、ニベ、ショウサイフグ、コモンカスベ、
コモンフグ、ウスメバルなどが、100ベクレル/kgでアウトです。

また、ババガレイ、ホウボウ、アカシタビラメ、ヒガンフグ、アイナメ
クロメバルアカエイも自粛要請の対象になりました。

ただ、この魚の名前を見て、「あっ!あれね〜〜!」と分かる人は、相当なプロですよね(苦笑)。
はじめて耳にする名前が多かったです。「コモン〜って、、」と。
それと、「ニベ」。ちょっと調べてみましたが「イシモチ」と良く似ているとか、、で。
「イシモチ」と、言えば、新潟の『竃kamado』。また新潟で美味しい魚が食べたい、、、です。

それにしても、色々な種類があるものですね。。。勉強になります。

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ちょっと視点、切り口を変えます。

昨日の群馬県のデータと今日の茨城県のデータを見ていて気付いた事があります。
キーワードは、『風評被害の原因』です。

私のような大学も出ていない素人の脳みそが原因かも知れませんが、
群馬県のデータを見つつ、編集し、自分の中で整理+文章にするまでに、
約3時間かかりました。暇人のなせる技です。
そして今日の茨城県のデータを見つつ感じた事は、もちろん詳細にデータを
ホームページなどで発表する事は、良い事です。
しかし、疑問に感じる事もあります。

1、どの年齢層(誰)が見るのか?
2、詳細データを簡略的に説明する事は出来ないのか?

この2点は、様々なデータを見るといつも感じる素朴な疑問です。

一例として、今回茨城県の表データで、分かりにくかったものがこちらです。

図や表と言うのは、ぱっと見て分かりやすいもの、、が本来の趣旨ですよね。。。
これは、なかなか厄介です。

例えば、この茨城県のデータ(アップしたデータ以外なども含め)まで辿り着いたとします。
それを一語一句読み解読出来る人は少ないと思います。

・その結果、そのデータの上積みだけを見て自分なりに解釈します。

・それを家族や友人に伝えます。

・「xx産は危険みたいよ」と。

・その県名と食物の種類などが一人歩きをします。

・そして、所謂『風評被害』と言われる現象が起きます。

・さらに、生産者は、「風評被害だ!」と訴えます。

・自治体は、「きちんとデータを公表しています」と言います。

・さらに詳細で分かりにくいデータをホームページなどで公表します。

・これがLOOPします。

そんな仮説を立てて考えていました。

もしかしたら、風評被害の原因の一つは、
こうした一般人には少し分かりにくいデータにあるのかも知れません。

ぼやきに近い、素人の仮説ですが。。。


さて、次の準備をします。

今週は、トピックが多いな、、と思ったのですが、
当然ですよね、3月末、、ですし。

ゆるく、艶のあるトピックで息抜きしたいものです。
その辺も平行して探してみます。

あっ、そういえば、
女優の上戸彩さんが、3月28日発売の雑誌「Numero TOKYO」5月号に
なかなかの写真とインタビューで登場し、話題になっているそうですね。

この人と雑誌に関しては、ノーコメントとしておきます。
色々臭いますので(あは)。

こうした曖昧な情報が、ダメなのですよね(苦笑)。

以後気を付けます。