先程の帰省の中で、キノコ類の汚染に関して少し触れたので補足しておきます。
2つの記事をメモしておきます。
▼『県産シイタケからセシウム=東北の原木使用−広島』
時事ドットコム 2012/08/02-22:03
広島県は2日、同県三次市で生産された生シイタケから基準値(1キロ当たり100ベクレル)を
超える380ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
昨年3月の東京電力福島第1原発事故後に東北地方から仕入れた
原木を使用したことが原因とみられ、県は生産者に対し出荷の自粛と流通済み
商品の自主回収を求めた。
基準超のシイタケを生産していたのは同市内の有限会社。
5200本の原木を昨年3月下旬以降、4月にかけて東北の複数県から購入し、
この原木で栽培したシイタケを今年3月10日ごろから収穫していた。
ーーーーーーー
▼『チチタケから基準超す放射性物質』
NHK 8月7日 11時28分
栃木県日光市で採れた野生のきのこの「チチタケ」から、
国の基準を大幅に上回る1キログラム当たり
3万ベクレルを超える放射性セシウムが検出
されました。
栃木県によりますと、今月3日に日光市と鹿沼市で採れた野生のきのこ「チチタケ」から
基準を超える放射性セシウムが検出されたということです。
このうち日光市で採れた「チチタケ」からは、国の基準の1キログラム当たり100ベクレルを
大幅に上回る3万1000ベクレルの放射性セシウムが検出されました。
「チチタケ」は、例年、これから来月にかけて収穫がピークを迎えることから、
栃木県では、県内の各地域で採れた「チチタケ」について出荷前の検査を順次行っていて、
日光市では、先週、別の「チチタケ」から3000ベクレルの放射性セシウムが検出され、
すでに国によって野生のきのこ全般の出荷が制限されています。
厚生労働省によりますと、今回検出された3万1000ベクレルという値は
去年9月に福島県棚倉町の「チチタケ」から検出された2万8000ベクレルを上回り、
野生のきのことしてはこれまでで最も高い値だということです。
これについて栃木県林業振興課では「これほど高い値が出た理由は分からないが、
すでに出荷制限しているので市場に出回ることはない」としています。
ーーーーーーー
今回、広島県と栃木県の汚染に関してですが、汚染のレベルがケタ違いです。
もちろん、原木からと普通に放射能で汚染されたものと比較にはなりませんが、
栃木県北部、日光付近は想像通りの汚染です。
普通に考えて、やはりキノコ類は注意が必要です。
みなさんもご注意下さい。
まだ放射能汚染問題は何も終わっていません!