ヨウ素剤配布の記事とがんの再発に関してです。
メモしておきます。
(安定ヨウ素剤)
▼『ヨウ素剤の配布に不安83% 備蓄済みの自治体』
東京新聞 2012年3月5日 12時15分
原子力災害時に甲状腺がんを避けるための安定ヨウ素剤をめぐり、
共同通信の全国アンケートに備蓄済みと答えた自治体の83%は、
住民への配布に不安を持っていることが4日、分かった。
理由は「配布方法が定まっていない」「国から適切に指示があるか分からない」
など多岐にわたり、内部被ばく対策に自治体の多くが苦慮している実態が浮かび上がった。
東京電力福島第1原発の事故発生当時、福島県の周辺自治体は備蓄していたが、
政府から指針に基づく配布や服用の指示がなく、住民のほとんどに行き届かなかった。
ーーーーーーー
▼『がん再発 患者らを支援する本』
NHK 3月3日 4時42分
がんの再発に直面した患者や家族を支援しようと、再発の治療などと、どのように向き合ったか、
経験者の体験をまとめた本が、全国の病院や自治体に配られることになりました。
この本「もしも、がんが再発したら」は、今月5日からは、
がん対策情報センターのホームページでも公開されることになっています。
「もしも、がんが再発したら」というタイトルの本は、国立がん研究センターの医師と、
がんの再発を経験した患者が一緒に作ったものです。
国立がん研究センターにはこれまで、最初にがんと診断されたときよりも、
治療を終えたあとに再発を告げられたときのほうが大きなショックを受けたという声や、
再発の治療に関する情報が少ないなどといった指摘が寄せられていました。
このため、本には、がんの再発に直面したときに、どのように感じ、どう乗り越えていったのか、
さらに、再発の治療を選択したり、痛みを和らげたりする方法など、
具体的な体験談がまとめられています。
国立がん研究センターの若尾文彦医師は、「再発の不安と向き合い、乗り越えた人の体験談は、
患者や家族の大きな支えになるほか、医師や看護師に読んでもらえれば、
患者の不安などを知ったうえで、適切な対応ができると思う」と話していました。
この本は、全国の病院や自治体などに無料で配られるほか、
今月5日からは、がん対策情報センターのホームページでも公開されることになっています。
アドレスは次のとおりです。http://ganjoho.jp
ーーーーーーー
先々の事を冷静に考えて、この手の事も勉強する必要はあります。
今後も、取り上げていきたいと考えています。
また先月末、The Big Picture-Boston.comに
『Gerd Ludwig's'Long Shadow of Chernobyl'project』と題して、
チェルノブイリ関連の過去から現在までの写真がアップされていました。
是非チェックしてみて下さい。
現実を観たく無い人、目を背けたい人の気持ちも分かりますが、
これが現実ですし、日本がどうなって行くのか、少し見えてくると思います。
今は、楽観的に他人事のように原発事故を考えている方々。
本当に注意して下さい。
大人は知識と経験で様々な情報を判断出来ますが、子どもはまだ出来ません。
当たり前の事ですが。。。
「面倒だから、、」、「まあ、いいっか〜」と自分(大人)だけで生活している人は
仕方が無いと思いますし、自己責任です。
しかし、、子どもは、、と、どうしても考えてしまいます。