私は相変わらず携帯電話を持っていません。
一時持っていた(正確には、持たされていた)事はありましたが。。。
携帯電話を持っていないと、持っている人達から必ず言われる事は
「待ち合わせなどの時、不便じゃないですか?」と。
事前に、待ち合わせ場所と時間を決めておけば普通に会えます。
ただ、3月11日以降の、あの脅し計画停電中、電車などのダイヤが乱れている時は、
流石に大変でしたし、その後、増え続ける電車関連の事故で遅れる時などは、なかなかのものです。
しかし、トラブルもなく普通に会えています。
出かける前に「もし何かあったら、公衆電話から連絡入れます」と必ず伝えるように
心がけていますし、テレフォンカードも購入し、相手の電話番号のメモも財布に常備
しています。
なので、その手の事は、対した問題ではないのですが、
他に携帯電話を持っていない事で受ける差別は、世の中に沢山あります。
おそらく、普通に携帯電話を持っている人達には気付かないと思いますので、
最近あった差別の一部を。
<お店の予約が取れない>
予約を取る時に「電話番号よろしいですか?」と聞かれるのは普通ですが、
それは、家の電話番号ではなく、携帯の番号という意味です。「持っていませんが、、、」と
伝えると、必ず苦笑いされます。
<物件の引き渡し立ち会い時>
今、まさに引っ越し準備中です。不動産屋に解約の手続きをしに行った時に
当たり前のように「携帯電話がないと、その時に連絡が取れないですよね?」と、
やや上目線で言われました。これは、まあ確かに、、と思いますが、どうなんでしょうか?
<郵便局 転居届け>
これも、今日の出来事ですが、ネット上で、転居届けの準備をしていました。
今の住所と新居の住所などを入力していくのは、もちろん理解出来ますが、
最後の最後で本人確認をしたいとの事で奇妙な事になっていました。
「携帯電話番号を入力して下さい(必須)」
↓
「その電話で、下記の所に電話をし、音声ガイドに従って入力して下さい」
↓
「XX番号を入力して下さい」
↓
「認証されましたら、下記の申請ボタンを教えて下さい」
と、いう流れです。携帯電話ありきで、それで指定の所へかけつつ、PCでの操作を
しなければ、転居の申請は受け付けないとの事でした。
これには、流石にイラっとしました。
まだ細かい差別は多々あるのですが、今日は、この辺にしておきます。
便利になればなるほど、人間の脳みそは劣化、退化し、
人との信頼関係も崩壊していくのでしょうね。
依存症にならないように、注意して下さいね。
私は、世の中から公衆電話が完全に消えたら、携帯電話を持とうかなと思っています。