ちょっと面白いトピックを見つけましたので、メモしておきます。
▼『楽しく学び賢い消費者 仙台市がDVDなど教材制作』
河北新報 2013年04月15日月曜日
ワンクリック詐欺など消費者トラブルに巻き込まれないよう、
仙台市消費生活センターは小中学生の教材となるボードゲームとDVDをつくった。
市の観光PR隊「伊達武将隊」をイメージキャラクターに起用、
賢い消費者になるための心構えを楽しみながら学んでもらう。
ボードゲーム「めざせ六十二万石! 伊達なものしり武将ゲーム」は小学低学年以上が対象。
すごろくの要領で駒を進め、カードを引いて伊達政宗や片倉小十郎らが出すクイズに答える。
「知らない人からのメールはすぐ開く。○か×か」
「買い物をした時に必ずもらわねばならないものは?」
といった60の設問がある。正解などで得る小遣いを増やしながら、ゴールの仙台城を目指す。
旧町名が記された「江戸時代版」に加え、地下鉄東西線のルートや公共施設などが
描かれた裏面の「現代版」で遊ぶことができる。
「開校! 伊達塾」と銘打った約20分のDVDは中学生向け。
武将隊が登場し、デート商法やキャッチセールスなどの勧誘パターンや
クーリングオフ制度などを解説する。
仙台市の教員や主婦らでつくる検討会が監修。ゲーム約900個、
DVD約200枚などの制作費は約1200万円。市内全ての小中学校と児童館に配り、
教材として活用してもらう。子ども会などにも貸し出す。
センターによると、小中学生の消費者トラブルに関する相談は1990年ごろから
寄せられるようになった。最近は「身に覚えのない請求が郵送されてきた」
「自分の写真がネット上に出回っている」といった相談が多いという。
センターは「楽しみながら賢い消費者になるための目を養ってほしい」と活用を呼び掛けている。
連絡先は022(268)7040。