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アイスランドからスイスまで


※もし削除されていましたら、こちらで同様の映像がチェック出来ます。(昨日放送 共にFNNから)

放射性物質ジェット気流で欧州へ…研究チーム』
読売新聞 2011年6月23日15時38分

東京電力福島第一原子力発電所事故で大気中に放出された大量の
放射性物質は、強い偏西風のジェット気流に乗って欧州まで運ばれたと、
九州大と東京大の研究チームが22日発表した。

日本気象学会誌電子版に近く掲載される。

九州大応用力学研究所の竹村俊彦准教授らが、大気中の微粒子の
動きを計算できるモデルを使い、水素爆発などで第一原発から出た
放射性物質の動きを再現した。

それによると、放射性物質は、3月14〜15日に東日本を通過した
低気圧の上昇気流で上空約5キロに舞い上がり、例年より強かった
ジェット気流に乗って1日約3000キロを移動。17日に北米大陸
西岸に到達し、アイスランドなどを経由して23日にはスイスにまで達したという。