昨日の続きです。
最高裁判所裁判官国民審査に関して、
きちんと理解して説明出来る人は少ないと思います。
私もその1人でした。
そこで改めて最高裁判所裁判官国民審査について。
※『ポリスタ』というサイトから一部転載させて頂きます。
▼『総選挙2014】総選挙と同時に行われる
最高裁判所裁判官国民審査とは』
・どんな審査なの?
日本最高の司法機関である最高裁判所の裁判官にふさわしい人物かどうか、
国民が直接審査します。審査が行われるのは、最高裁判所裁判官に任命された後
はじめて行われる衆議院議員選挙のとき、その後は10年経過するごとに
衆議院選挙と合わせて行われます。
・どうして重要なの?
最高裁判所の裁判官は、長官と判事合わせてたった15名しかいません。
その15名のうち少なくとも10名は、10年以上の裁判官経験または20年以上の
法律専門家経験が必要になります。日本の最高裁判所は、法律などが憲法に
反していないかどうかの判断を下す権利があります。また、最高裁判所の判例は、
その後の法律運用の基準となるきわめて重要なものです。過去、最高裁判所で
誤った判決が下された例もあり、またそれらの裁判官がいまも現役であったりもします。
・どうやって投票するの?
国民審査のやり方は簡単で、辞めさせたいと思う裁判官に「×」印を書き、
有効投票の過半数が「×」だった裁判官は辞めさせられます。何も記入しないと
辞めさせないという意思表示とみなされ、「×」以外の記入はすべて無効となります。
そして、(ほかではあまり書かれていませんが)国民投票は「棄権」することができます。
その場合は投票用紙を受け取らないもしくは返却し、何も投じません。
・なにを基準に判断すればいいの?
審査する裁判官の情報は、各家庭に配られる『最高裁判所裁判官国民審査公報』
または最高裁判所のサイトに掲載されています。お手元に届く公報にはその裁判官が
過去に関わった事件と、その際どういう判決を下したかが書かれています。
しかし、書かれている内容が専門的で難しいこと、一人あたり1000字以内という
制限があることから、なかなかこれだけでは判断できない方が大半だと思われます。
以下、簡単に今回の審査の対象になる5名についてまとめました。
信任するかどうかの判断材料にお使いください(敬称略)。
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分かりやすく説明してくれていますが、それでも「ん???」と、
訳が分からなくなる人も多いと思いますが…。
「その裁判官が過去に関わった事件と、その際どういう判決を下したか」
と、言われても…と。
ニュースを隅々までチェックしつつ、裁判好きな方以外には難しい判断です。
”一般的に理解しにくい”
これが政治や選挙への興味が薄くなってしまう原因の1つだと思います。
もう少し分かりやすい制度にするか、
義務教育期間中に、きちんと学べる環境を作る事が必須です。
さて、今回の5名は下記の通りです。
・鬼丸かおる(おにまる・かおる)
→最高裁判所のサイトでプロフィールを見る
・木内道祥(きうち・みちよし)
→最高裁判所のサイトでプロフィールを見る
・池上政幸(いけがみ・まさゆき)
→最高裁判所のサイトでプロフィールを見る
・山本庸幸(やまもと・つねゆき)
→最高裁判所のサイトでプロフィールを見る
・山粼敏充(やまさき・としみつ)
→最高裁判所のサイトでプロフィールを見る
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最高裁判所のサイトでプロフィールから
『最高裁において関与した主要な裁判』を覗いても、
正直ピンと来ないと思います(苦笑)。
ただ…全ての判決が正しいと思わないのでもう少し調べつつ、
明日、期日前投票へ行ってきます。