opuesto / Tate’s Official Blog

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青森県東通村の話

日曜日なので、ちょっとほのぼとしたネタを書こうかなと思いつつ、
コーヒーを飲んでいました。しかし今日も、そうは行かないようです。

まずは、青森県東通村の話です。

「またか、、、」と、、ため息すら枯れそうです。


メモしておきます。

▼『電力2社から計157億円 青森・東通村、使途明かさず』
asahi.com 2011年11月6日3時0分

青森県東通村が、村内で原発を立地・建設中の東京電力東北電力から、
約30年間に計約157億円を受け取っていたことが分かった。
電力2社は「寄付金」や「負担金」と
して支出したと説明するが、村はこれらの資金を予算の「雑入」に分類して見えなくしていた。

使い道の詳細も明らかにせず、不透明な財政運営を続けていた。

東通原発では、東電と東北電が2基ずつ建設する計画で、東北電は2005年に1号機の運転を開始した。

電力2社の資金に、国が原子力施設の立地自治体に支払う電源三法交付金を加えると、
02年度は計41億円に達し、村予算の38%を占めた。村は潤沢な原発マネーを使い、
94億円を投じた東通小・中学校の建設など施設整備を進めている。

電力2社によると、資金提供は村の要請に応じて1983年度から始まり、
2社が受益者となるインフラの整備に充てるための「負担金」と、地域振興向けの「寄付金」として支出。

会社関係者によると、東電と東北電の負担割合は2対1。自治体への資金提供では最大規模とみられる。

一方、村はその使途について、道路や上下水道などの整備費、
漁業施設の建設費などに充てたとだけ説明し、個別の事業費などを公表していない。
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東通原発に関して、武田氏が4月にこんな事を書いています。
一部、抜粋します。

▼『生活と原子力 06 なぜ「東通原発」は非常電源が入ったか?
今回の東通原発震度5で通常電源、予備電源が喪失し、ディーゼル発電機を動かした。
普通の人なら「最後の砦が役に立った」と思うかも知れないが、筆者の専門の工学から見ると、
「設計が4だったら、設計通り、設計が5だったら、設計ミスか施工の手抜き」という事になる。
工学というのは「まあまあ、なあなあ」ではない。震度5で設計したら、震度5で「非常事態」になってはいけない。
震度5では「ビクともしない」というのが震度5の設計である.
その意味で、東通原発震度5ディーゼル発電が動いたということは、設計か施工の欠陥である。
東北電力は直ちにどちらに問題があったかを公表すべきだ。

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もう1つ、河北新報の記事も。

▼『東通原発、安全策「妥当」 知事、了承の方向 青森県検証委
河北新報2011年11月04日

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ご存知の通り、青森県には、東通原発の他、六ケ所村、電源開発大間原発があり、
相当根が深いです。。。

さらに、航空自衛隊 三沢基地もあり、そして、あのエシュロンもあります。