先月フランスで成立した『食料廃棄禁止法』の話です。
延べ床面積400㎡以上の大型スーパーが対象に、
売れ残り食料の廃棄を禁止するという法律です。
まずはこちらをご覧ください。
分かりやすくまとめています。
この法律法律はフランスの一人の地方議員の動きからだったそうです。
その方は、Arash Derambarsh(アラシュ・デランバーシュ)さんです。
※彼のHPはこちらからチェック出来ます。
(ANN 2016.03.03 ”さすがは美食の国・・・売れ残り食料の廃棄禁止、罰金も”)
〜答えは一つです。
飢えている人がいるのに食べ物を捨てるようなスーパーはもういらない。
私の次の目標は、この法律をEU全域に広めることです。
日本もこの法律を作って手本を示すできです。
アラシュ・デランバーシュさんからのメッセージです。
日本の現状もまとめてあります。
〜元々、「もったいない」という考え方は、日本のお家芸でした。
今回、フランスで画期的な法律が誕生したことを受けて、
日本のスーパーはどう見るのでしょうか。本音をうかがってきました。
(ANN 2016.03.03 ”まだ食べられるのに…なくせ「食品ロス」日本では”)
・日本の食品ロス 年間642万t(2012年度推計)
→東京都民が1年間食べる量と同じ
半分は食べ残しなど家庭からで、残りの半分は食品の製造会社や小売り段階で発生。
・フードバンク
→食品企業の製造工程で発生する規格外品などを引き取り福祉施設などへ無料で提供。
・食品リサイクル法(2001年施行)
→捨ててしまうのではなく、家畜の飼料や植物の肥料に再利用することなどを
促す取り組みも行われている。ただ、この食品リサイクル法はフランスのように
捨てれば即罰金というような厳しいものではない。
この食料廃棄の問題は以前からとても気になっていましたので、更新させて頂きました。
一般家庭でもそうですが、やはり気になるのは外食産業です。
レストランや居酒屋など、自分で注文してどうしても残してしまうケースは、仕方がないにしても、
例えばちょっとしたパーティーなどのビュッフェ形式の残飯の量は物凄いと思います。
マクドナルドなどのファーストフードやコンビニなどなども。
兎に角、食べ物は大切にしましょ。
是非一度「フードバンク」と検索してみてください。