この夏の暑さには慣れることが出来ません‥。
ここ数年間で一番の異様な暑さになっていると思います。
なので、休み休み作業をしています。
昨日は、緊張感のある朝でした。
あの問題の落し物を撤去する作業が朝から行われていました。
夕方‥
福島第一原子力発電所3号機で、爆発で吹き飛んで使用済み燃料プールに
落下した重さ20トンある巨大な装置が、7時間余りかけて撤去されました。
一安心するニュースが入ってきました。
3号機の燃料プールには今も566体の核燃料が残されたままとなっていますので‥。
作業員の方々、本当にお疲れさまでした。
しかし、こんなニュースも‥。
▼『福島第一の30代男性作業員が死亡 熱中症?訴え』
東京新聞 2015年8月3日 朝刊東京電力福島第一原発の三十代の男性作業員が一日、帰宅途中に体調不良を訴え、
病院へ搬送されたが死亡した。作業をしていた午前中に熱中症のような症状を訴え、
水分補給などをしていたという。東電や福島県の双葉地方広域市町村圏組合消防本部への取材や、作業員らの話によると、
男性は大手ゼネコン鹿島の下請け会社の作業員。同日早朝、汚染水対策のため
1〜4号機の周辺に建設されている凍土遮水壁の凍結管用の穴掘り作業後、
約二十キロ離れた作業拠点のJヴィレッジで体調不良を訴えた。関係者が車で病院に運ぶ途中に意識不明となり、一一九番を受けて救急隊員が
到着したときは心肺停止状態だった。いわき市内の病院に運ばれ、午後一時ごろ死亡が確認された。
東電の広報担当者は「亡くなった原因が分からないので具体的なことは答えられない。
作業状況を確認している」と話している。
”命の重さに差別があってはいけない”
そんなニュアンスの言葉をよく耳にします。
どこの国籍でも、どんな職業の人でも、大人でも子供でも、
1人の命の重さは同等でなければいけない。
安全保障関連法案のあの時に、あの人が「国民の生命を守るため」と。
この言葉は頻繁に使われます。
ただ原発作業員の方が亡くなった時に一度でもあの人が
コメントを出したことがあるかな? と、ふと思いました。
総理。
原発作業現場では沢山の人達が亡くなっています。ご存知ですよね?
な〜んて、言いたいです。
この猛暑の過酷な現場で働く作業員の方々。
本当に頭が下がります。
また『東電元3幹部 強制起訴へ』という嬉しいニュースも入ってきました。
東京電力福島第一原発事故の刑事責任をめぐり、東京地検が二度不起訴とした
東電の勝俣恒久元会長(75)ら旧経営陣三人について、東京第五検察審査会は三十一日、
業務上過失致死傷罪で起訴すべきとする二回目の議決を公表した。
三人は今後、裁判所が指定した検察官役の弁護士が強制的に起訴する。
市民の判断により、原発事故の刑事責任が初めて裁判で問われる。
選挙権のある国民から選ばれた審査員十一人による議決で、七月十七日付。
他に起訴議決が出たのは、武藤栄元副社長(65)と、
武黒一郎元副社長(69)。
何故か、清水正孝元社長の名前が無いのが気になりますが。
罰することはもちろんですが、皆様にはこの時期現場に出て頂き、
死ぬ思いで働いて欲しいと思いました。
鉄格子の中に入れたとしても、それでは生温いな〜と。
昨夜、ある激しいLIVEへ行く前に、久々にINOMATA氏と、
この手の話にプラスして、最近の学生を中心としたデモなどの現状とこれからを‥。
その影響もあり、ちょっと真面目に書かせて頂きました。
今日も線香を焚かせていただきます。
最近毎日焚いているので、洋服などに香りが移ってしまいますが、
焚かせていただきます。
そんなこんなですが、そろそろ作業に戻ります。