打ち合わせの前に書店へ行き好きなコーナーを眺めていると、
気になるタイトルの本を二冊発見しました。
偶然同じ中公新書から。
まずは、こちら。
・『植物はすごい 七不思議篇 知ってびっくり、緑の秘密 / 田中修 著』
アサガオの花はなぜ夕方になると赤紫になるの?
どうしてゴーヤの実は熟すと爆発するの?
トマトのタネはなぜぬるぬるに包まれているの?
トウモロコシの黄色い粒と白い粒の比率が3対1って本当?
イチゴの種はどこにあるの?
チューリップの花はなぜだんだん大きくなるの?
ソメイヨシノはなぜ暖かい九州よりも寒い東京で先に咲くの?
7つの身近な植物に秘められた「すごさ」から学ぶ、生き方の工夫と知恵。
これだけでも、ぞくぞくします。
7年前に岩波新書から発売された
『ジャガイモのきた道―文明・飢饉・戦争 / 山本紀夫 著』が大好きで、
この手の話には興味があり。
帰りの電車の中で少し読んでみました。
冒頭はサクラの話でしたが「へ〜、なるほど!!」と。
もう一冊は。
・『テロルと映画 スペクタクルとしての暴力 / 四方田犬彦 著』
2001年のアメリカ同時多発テロ事件後、ハリウッドをはじめ世界各国で、
テロリスムを主題とする映画が数多く製作されている。現在にいたるまでの半世紀、
映画は凄惨な暴力をいかに描いてきたのか? 本書は、テクノロジーの発展や
テロリストの内面など、多様な観点からブニュエルや若松孝二、
ファスビンダーらの作品を論じ、テロリスムと映画の関係性をとらえ直す。
それは、芸術の社会的な意味を探る試みでもある。
少しだけ難しそうですが面白い視点だな〜と。
内容に接点は無いですが、二冊とも楽しみです。
‥頂いた図書カード、大活躍しています。