opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

展示〜トークショー

先週末、25日(土)にINOMATA氏と『GUNSLINGER GIRL』の
展示とトークショーへ行ってきました。

GUNSLINGER GIRLとは…
相田裕の『GUNSLINGER GIRL』は、2002年「少女に与えられたのは大きな銃と小さな幸せ」
という印象的なコピーから始まり、政府の公安組織と反政府組織の熾烈な戦いを描いて、
2012年に幕を閉じた。物語の舞台は架空のイタリアである。改造され戦いに身を投じる少女たちと、
彼女たちを指導する大人の二人組「フラテッロ」に、最終的に与えられた幸せとは何か。
本展では、完結まで10年にわたる作者の営為と創意に“改造”と“再生”という視点から迫り、
GUNSLINGER GIRL』の果たした大きな意義を提示する。〜

と、いう漫画作品です。

展示のコンセプトは『“改造”と“再生”の10年展』。


去年、INOMATA氏から教えてもらい全巻借りて読みましたが、
とんでもなく良い作品でした。

もちろん…あの3人程、漫画を語れる程詳しくは無いのですが、
この作品は…内容、展開、登場する子供達が…切なくなる程…です。

連載終了後の2012年12月、第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門において
優秀賞を受賞していますが、それも納得です。


事前に色々と調べている中で、GUNSLINGER GIRLの作者 相田裕さんともう1人の方が出演すると。
水城せとなさん?誰だろう…」と調べてみると、なんと現月9の原作漫画の作者さんでした。

「これは…まずい…」と。


トークショー会場の明治大学リバティタワー 3階1031… 座席数は266。

すぐに満席になるな〜と思ったので、トークショー開始は17時だったのですが、
会場近くの書店で、14時待ち合わせ。

早過ぎる程ですが。。。


おそらく整理券も発行しないようなので、早めに行き様子を見る事にしました。

もちろん、その前に米沢嘉博記念図書館で開催中の展示へ。

14時台で並んでいる訳もなく、教室の中にはスタッフらしき人がちらほらと。


もう1つの目的だった餃子屋さんで軽く食べ、まずは展示会場へ。


(2014年01月25日 GUNSLINGER GIRL展 米沢嘉博記念図書館前にて〜RICOH CX4)

決して広い会場ではなかったのですが、そこには沢山の人が…。
私はすぐに断念してしまいました…。みなさんの圧と熱気に完敗し。

その代わり、米沢嘉博さんに付いての資料を読んでいました。
すると、この方があの「コミックマーケット」のキーパーソンだったと。

そこまで、そっち方面に詳しい人間ではないので、驚きの連続でした。


16時頃になり、トークショー会場へ向いました。

入り口周辺には、40〜50人の人が…。

しかし、誰も仕切るスタッフが居なく、ぐちゃぐちゃでした。


16時30分、会場です。


(2014年01月25日 GUNSLINGER GIRL トークショー会場〜RICOH CX4)

おそらく大学の教室に入ったのは、人生初かなと思いました。

長テーブルと長椅子タイプなので、端をキープ。

あっという間に満席+立ち見です。。。


(2014年01月25日 GUNSLINGER GIRL トークショー会場〜RICOH CX4)


17時、予定通りトークショースタートです。

制作上の苦労話から、技法、ちょっとした裏話まで聞け、
物作りの勉強になりました。

もちろん、漫画を描くという作業は死ぬ程大変だという事ですが、
その前に、作品の資料集めが、鬼のように苦労するという話もしていました。


私で言うなら…
DJやMIXの為に音源、使えそうな曲、良い曲、音を探す。
デザインなら、素材案、技法案、絵や写真を集める事です。
ほんの一部ですが、分かりやすく書くとこんな感じです。

どんな制作でも、まず準備段階が…と、共感しました。

何を制作する為には、日々の出来事を含め、
見た物聞いた物、全てを吸収し…
それらをひたすら考え、探し続ける過程で生まれるものだと思います。



それにしても…
会場に集まった沢山の方々…
作品、漫画家さんへの熱意、愛情を強く感じました。

さらに「惡の華」の時同様に、お客さんのマナーの良さにも。


色々と他業界から学ぶ事が本当に多いです。


相田裕さん、水城せとなさん。
進行の藤本由香里さん。

有り難うございました。



余談ですが、この日はじめて、相田裕さんが栃木県出身だと知りました。
惡の華」の押見修造さんはお隣群馬県南部の方ですが、北関東、来ています。

なんだか同郷というのは、それだけで嬉しくなるものです。


帰りに寄った大衆居酒屋も最高でした。