昨日、ふと書店で立ち読みをした雑誌の記事に
「インド 下痢で毎日1900人が亡くなる」と。
一瞬「ん?」と目を疑いました。
帰宅後、ちょっと検索し、下記のトピックを見つけましたので、
紹介させて頂きます。
インドだけの問題では無い事が分かりました。
※2013年のトピックです。あるサイトから一部、転載させて頂きます。
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世界で5歳未満で命を失う子どもは、毎日19000人。
うち、下痢が原因で命を落とす子どもは毎日2000人。
そして、下痢による子どもの死亡の90%近く(1800人)が、汚れた水やトイレが使えないこと、
不十分な衛生習慣によるものです。清潔で安全な水を利用できるようにすること、
トイレを使えるようにすることは、5歳未満児死亡数が高い国にとって、大きな課題なのです。
次の5つの国、インド、ナイジェリア、コンゴ民主共和国、パキスタン、中国で
5歳未満の子どもの死亡の半分を占めています。
インド(24%)とナイジェリア(11%)の2カ国だけで、3分の1以上になります。
これらの国々に共通していのは、安心して利用できる水とトイレが使えない人々が大勢いる点です。
(学校のトイレをほうきで掃除する男の子〜コンゴ民主共和国)
世界には、清潔で安全な水を利用できない人が7億8300万人おり、このうち1億1900万人が中国に、
9700万人がインドに、6600万人がナイジェリアに、3600万人がコンゴ民主共和国に、
1500万人がパキスタンにいます。
トイレに関する統計は、さらに厳しいものです。
世界には、トイレが使えない人が25億人。このうち、8億1400万人がインドに、
4億7700万人が中国に、1億900万人がナイジェリアに、9100万人がパキスタンに、
5000万人がコンゴ民主共和国にいます。
清潔で安全な水を利用できるようにすること、トイレを使えるようにすることは、
これらの国々において、子どもの死亡を削減するのに大きく寄与します。
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日本で生活をしていると分からない事かも知れません。
「都市部の水は美味しくない!」と、言ってもそれを飲んでも死にません。
トイレと水の関係。
その雑誌の記事にも「インドではまだまだ路上などで用を足してしまう人が多く、
それも汚染の原因の一つ」と書いてありました。
色々勉強しているつもりでも、まだまだ平和ぼけ…です。
反省しつつ、興味のある点と点を結ぶ作業も継続していきます。