opuesto / Tate’s Official Blog

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トルコの動き

その後のトルコ情勢問題です。

「対岸の火」ではありません。

アジアの最西部、EUの入り口で起きている問題です。
経済も繋がっている事をお忘れなく。。。


収束の動きは見えませんが、こんな記事を見つけました。

▼『トルコ 首相が対話で住民投票の検討も』
NHK 6月13日 5時39分

反政府デモが続くトルコで、エルドアン首相はデモ隊の代表との対話に臨み、
デモのきっかけになった再開発計画の賛否を問う住民投票を検討する考えを示しましたが、
デモ隊は抗議行動を続ける構えで事態が収拾される見通しは立っていません。

トルコでは、先月末からエルドアン政権に対する抗議行動が各地に広がり、
イスタンブールの広場では11日から12日未明にかけて、デモ隊と警察が激しく衝突しました。
エルドアン首相は、12日午後、首都アンカラでデモ隊の代表11人と対話し、
話し合いはおよそ5時間に及びました。対話に参加した政権与党の幹部によりますと、
エルドアン首相は、デモ隊の代表に抗議行動のきっかけとなったイスタンブール中心部の
再開発計画について、市民に賛否を問う住民投票を検討する考えを示しました。

エルドアン首相は、デモが拡大したあとも再開発計画を予定どおり進める考えを
示していたことから、今回、柔軟な姿勢をとる可能性があることを示した形です。

ただ、デモ隊の中には、再開発計画の撤回にとどまらず、エルドアン首相の退陣を
求める声もあり、抗議行動を続ける構えを崩しておらず、
事態が収拾される見通しは立っていません。

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デモのきっかけになったのは『再開発計画』です。
日本では考えられない事だと思います。

あれだけの原発問題、放射能汚染問題があっても、
まだまだおとなしい印象を受けます。


もう1つトリガーになったのは、この写真です。

赤いドレスの女性がトルコ暴動の象徴的イメージとして注目されている。
機動隊の前に一人立ちはだかる女性。
この写真の直後、機動隊は彼女に催涙ガスを至近距離で放った。

彼女の写真はSNSで拡散し、ポスターやステッカーにアートワークとして登場している。
反体制のモチーフとなったのだ。

この女性が注目されたのにはもう一つ理由がある。
かつて、トルコ共和国の創設者ムスタファ・ケマル・アタチュルクは、
女性にスカーフではなく、西洋の洋服を着るように推奨した。

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またチューリッヒ在住の友人、西喜さんから印象的な映像を教えて頂きました。
(※英語の字幕入りです)

#occupyGEZI from Deniz Tarsus on Vimeo.

さらに…。

「月曜日に警察がタクシン広場に突入した際に、警官や放水車に対して投石や火炎瓶を
投げつけた過激なプロテスターがいたようですが、どうも様子がおかしいということで、
後々に警察だったということが分かってきたということです。劇場です。」

このように、自作自演も多々あり、情報規制、情報操作も半端ないのです。

元々ジャーナリストの検挙率もトルコが1位だそうです。
「トルコは世界最大のジャーナリスト刑務所である」とも言われています。

規制がもの凄いとの事です。

そこで起きた今回の暴動と報道。

それらを踏まえて、、、です。

まだまだ私も勉強不足ですが、追っていきたいと思います。


最後に、こちらで各写真などがチェック出来ます。