TPPとノーベル賞の話題がメインになっていますが、
気になる記事を読んでいましたので、メモしておきます。
原発関連です。
皆さんの関心もかなり薄れているなと実感する事が多々ありますが、
諦めずメモし続けます。
昨日‥一号機のカバー取り外しが完了しました。
東京電力福島第一原子力発電所1号機の使用済み燃料プールには、まだ400体近くの
核燃料が残されていますが、それを取り出すための、建屋を覆うカバーの屋根の取り外しが5日朝、
完了しました。今後は、燃料プール周辺に散乱しているがれきの撤去などに作業が移ります。
2つの記事をメモしておきます。
▼『日仏、原子力協力を推進 首相会談』
日本経済新聞 2015/10/5 22:07安倍晋三首相は5日、来日したフランスのバルス首相と首相官邸で会談し、
原子力協力の推進で合意した。三菱重工業が経営再建中のフランス原子力大手アレバの
原子炉製造子会社への出資を検討していることを巡り、バルス首相は記者会見で
「日本の原子力産業がぜひ資本面でフランスの原子力部門の再構築に参加してほしい」
と述べ、出資への期待を表明した。会談でバルス首相は「フランス原子力産業界の再編は、日仏協力強化の機会を提供している」
と述べたうえで、三菱重工など日本企業にアレバ子会社だけでなく
アレバ本体への資本参加も呼びかけた。三菱重工とアレバが新型の加圧水型軽水炉(PWR)「アトメア」の開発・販売で
提携してきたことを踏まえ、協力の重要性を確認。日仏両政府が今後も両社の協力継続に関わり、
第三国への原発輸出を推進していく方針を申し合わせた。福島第1原子力発電所の廃炉に向け、仏関連企業を含む国際共同研究を進める方針で一致。
エネルギーや自動車、医療分野などで企業同士の協力を活発にしていくことでも合意した。アフリカでの環境に配慮した開発やインフラ投資、
エボラ出血熱対策など保健分野での協力強化も決めた。安全保障分野では、防衛装備品を含めた安保分野での協力を検討していくことを確認した。
安倍首相は11月末からパリで開く国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)で
議長国を務めるフランスに協力する考えを伝えた。バルス首相の来日は初めてで、約70人の仏企業幹部が同行した。
原発輸出ビジネスを止めるつもりはないのですよね。
さらに、こんな呆れた発言も。
▼『首相「原子力災害 政府が責任持ち対処」』
NHK 10月6日 12時20分6日開かれた国の原子力防災会議で、安倍総理大臣は原子力災害に対し、政府が責任を
持って対処すると述べました。これを受けて、愛媛県の中村知事は焦点となっている
伊方原発3号機の再稼働に同意するかどうかについて、「判断の材料はそろってきている」
と述べて、今後、地元の意見などを踏まえて判断する考えを示しました。ことし7月原子力規制委員会による新しい規制基準の審査に合格した伊方原発3号機について、
愛媛県の中村知事は再稼働への同意に当たり、重大事故が起きた場合の最終的な責任を
国が持つと安倍総理大臣が明言することを求めていました。6日に開かれた伊方原発周辺の避難計画などを検討する国の原子力防災会議で安倍総理大臣は、
「万が一、原発事故が起き、災害になってしまうような事態が生じた場合、国民の生命や財産を
守ることは政府の重大な責務で、責任を持って対処する」と述べました。これを受けて出席した中村知事は会議のあと、記者団に対し、「国が責任を負っていくことを
表明したと受け止めた。判断材料はそろってきている。ただ同意の判断の段階ではなく
全部そろってから判断する」と述べ、引き続き、経済産業大臣による現地視察を求めるとともに、
地元の意見を踏まえて、伊方原発3号機の再稼働に同意するかどうか、判断する考えを示しました。6日の会議では、愛媛県が内閣府の支援を受けてまとめた、伊方原発周辺の住民の避難の
手順などを盛り込んだ対応策が報告され、了承されました。
「万が一、原発事故が起き、災害になってしまうような事態が生じた場合、国民の生命や財産を
守ることは政府の重大な責務で、責任を持って対処する」
いかがでしょうか?
人間の手に追えない原発事故を政府が?
あの事故、あの震災を忘れてしまったのでしょうか?
本当に‥無責任な発言です。
自分がトップに居る間は事故が起きないと確信でもしているのでしょうか?
その後は無関係なのですよね、今の先生方は‥。
そんなこんなでモヤモヤしてしまったので、
休憩中に木村さんのインスタグラムなどを見ていました。
こちらです。