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『3.11 キヲクのキロク』

写真繋がりですが、仙台市関連の真面目なトピックを2つ紹介させて頂きます。


(約1500枚の写真が収録された記録集「3.11 キヲクのキロク」)

▼『写真1500枚震災後を語る NPO、記録集あす発刊』
河北新報 2012年02月29日水曜日

東日本大震災後の市民生活などを捉えた写真と動画を収集している
NPO法人20世紀アーカイブ仙台」(仙台市)が3月1日、写真記録集「3.11 キヲクのキロク」を発刊する。
震災当日から約9カ月後まで、県内で撮影された約1500枚の写真を収録。
被災生活を振り返る貴重な資料になっている。

阪神大震災で散逸した写真が多かったことを教訓に、アーカイブ仙台は震災直後の
昨年3月22日から短文投稿サイトのツイッターなどを通じて提供を呼び掛け、
4月4日にインターネット上で公開を始めた。これまでに写真約1万8000枚が集まった。

収録写真は、市町村別に日付順で紹介。地震で棚が崩れた仕事場、ろうそくの明かりの下での食事、
食料の買い出しに並ぶ人の列、住宅地に現れた震災ごみ集積所…。
ライフラインが途絶えた状況での市民生活や、復興に向かい始めた被災地の風景も収められている。

写真とともに、写真提供者50人の体験談も収録。過去に仙台平野を襲った津波の記録や
浸水域を示す地図も併載した。

出版資金を得るために、黄色のバンダナを作り、協力を呼び掛けた。
編集作業に当たったアーカイブ仙台の佐藤正実副理事長(48)は「携帯電話の普及で、
今回は市民みんながカメラマンになった。ニュースでは報じられないが、
市民ならみんなが共感する場面ばかり。撮影者の体験も合わせ、貴重な記録になった」と振り返る。

初版3000部発行。A4判330ページで2100円。仙台市内の主要書店で取り扱う。
連絡先はアーカイブ仙台022(387)0656。
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私も購入しようと思います。


もう1つは、『津波から回収、写真や物品の「返還」展示会』の記事です。

東日本大震災による津波被害で流出し、その後に回収された写真などの展示会が仙台市で開かれている。
展示会は、津波で流出した思い出の品や写真を持ち主に引き渡そうと仙台市中央市民センター体育館
開かれていて、今回は仙台市宮城野区若林区で見つかった約25万点の写真とランドセルなどの
物品1万点が公開されている
。展示品の多くは、見つかった際に泥だらけになるなど汚れていたが、
ボランティアが洗ってきれいにした。
引き渡しには本人確認のため、運転免許証など身分を証明するものが必要になるという。
この展示会は来月25日まで開かれている(午前10時〜午後4時)。

仙台市中央市民センター体育館
〒983-0852 宮城野区榴岡4丁目1番8号
TEL022-295-0403  FAX 022-295-0810