凄い事になりそうです。
現時点でも、相当舞っていると思いますが。
本日21時の黄砂予測です。
九州地方など、、、真っ赤です。。。
PM2.5対策のマスクとして、アメリカの国立労働安全衛生研究所の認定を受けた
『N95』と呼ばれるマスクが注目されています。
記事によりますと、3枚で1000円ほどと、通常のマスクより高価ですが、
売れ行きはこのところ急激に伸び、入荷が難しい商品もあるということです。
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少し専門的ですが、メモしておきます。
福井大医学部の藤枝重治教授は、黄砂と花粉症などアレルギー性鼻炎との相関関係を指摘する。
2006年に黄砂が花粉症患者に与える影響を調べた結果、花粉の飛散は終わっていた時期でも、
黄砂が観測された日は薬の服用量や症状を訴える人が増えていた。
花粉などアレルギーの原因となる抗原が体内に侵入すると、「IgE」という抗体と結び付き、
炎症を引き起こすヒスタミンなどの化学物質が出てアレルギー症状が起こる。
「抗原が入ってこないと症状が治まるかというと、実際はずっとくすぶっている状態が続いている」と
藤枝教授。そこに黄砂が入ると、付着した一酸化硫黄や一酸化窒素、
シリカゲルなどの物質が抗原と同じように作用し、鼻づまりや目のかゆみ、
せきなどの症状が出る可能性がある。
また、もともと花粉症でない人でも、問題物質が花粉と一緒に入ってくると、発症しやすくなる。
黄砂に付着するなどして飛来するPM2.5にも、アレルギーを起こす物質が付着する。
藤枝教授は「一番問題なのは、粒子が小さいために吸い込むと肺の奥や気管支の隅まで入って、
沈着してさまざまな反応を起こす恐れがあること」と話す。
PM2.5は、肺がんや、ぜんそくなどの呼吸器疾患、循環器疾患を増やすとされる。
心臓や肺に持病のある人やお年寄り、子どもが影響を受けやすいと考えられているが、
健康に影響が出るかは個人差が大きい。
【黄砂】中国大陸内陸部のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠、黄土高原などの乾燥地域で、
高さ数千メートルまで巻き上げられた土壌や鉱物の粒子が、偏西風に乗って飛来する現象。
近年頻度が高まり量が増え、土壌から発生しないと考えられるアンモニウムイオンや硫酸イオン、
硝酸イオンなども検出されている。飛来過程で大気汚染物質を取り込む可能性も指摘されている。