本日10月26日は、『原子力の日』です。
そんな中、こんな報道がありました。
『最後のB53核爆弾解体=広島型の600倍−米』
時事ドットコム 2011/10/26-07:17
【ワシントン時事】米核安全保障局(NNSA)は25日、米ソ冷戦時代の1962年に配備された
最後のB53核爆弾を解体したと発表した。
B53はこれまでに実戦配備された最も強力な核爆弾の一つで、威力は広島に投下された
爆弾の600倍とされる。エネルギー省のポネマン副長官は「B53の解体は、『核なき世界』を
目指すオバマ大統領の構想実現に向けた極めて重要な一歩だ」と強調した。
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14日には、こんな記事も出ていました。補足として。。。
処理作業はテキサス州のパンテックス工場で行われる。廃棄される数量について、
米国の独立系専門家は50基と発表しているが、正確な数字は確認されていない。
B53の最大威力は9メガトン。地下施設の破壊を目的として製造されたもので、
地表面での核爆発による衝撃波で半径6キロメートル範囲のすべての建物を完全に破壊、
半径15キロメートルに被害を及ぼす。
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オバマさんの言う『核なき世界』。
本当の意味は?
と、思ってしまいます。
SAVE CHILDさんに、『トルコの地震で世界でもっとも危険といわれるアルメニアの
メツァモール原発で放射能漏れ』という記事が出ていました。
地震と原発の問題は、もちろん日本だけではないですし、過去のデータ上で地震が少ないと
言われている国々も、いつどうなるか分からないという事を忘れてはいけません。
世界一の原発保有国、アメリカ。
『核なき世界』に。。。
どこか矛盾を感じます。
処理しきれない、原発からの核のゴミ問題も含め、意味は多少違うかも知れませんが、
この地球上から、核が無くなる事はないのでは。。。と。