opuesto / Tate’s Official Blog

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Manchester(9.11)〜3/3

少し間が開いてしまいましたが、旅の続きを…。

マンチェスター最終日、チューリッヒへの移動日です。


・9月11日(木)

マンチェスター最終日です。
そして、9月11日…考え深い日…です。

そんな日に飛行機に乗るとは思ってもいませんでしたが…。


18時50分発の飛行機でチューリッヒへ向います。

逆算しつつ、スーツケースをまとめて市街地経由で空港まで
車で送ってくれるとの事でした。

何から何まで…本当に有り難い話です。

少し曇っていますが、外は半袖でちょうどいい気候です。

曇りがちなイギリス、マンチェスターで3日連続の晴天は本当に珍しいと思います。



(2014年09月11日 マンチェスター友人宅前にて〜RICOH CX4)

左に見える建物は元警察です。

ヴィンテージ感があり嫌いじゃない建物ですが…。

移動したのでもぬけの殻でしたが、
これを取り壊してスーパーが建設されるそうです。

良いのか悪いのか…。


滞在中に、戯れ遊んでくれた猫のモンティーにさよならをして…いざ。


(2014年09月11日 車窓から〜RICOH CX4)


車を駐車場に入れつつ、徒歩で中心街へ。


(2014年09月11日 マンチェスター市街地にて〜RICOH CX4)

道中…Dが「ここは有名な音楽系の学校なんだよ」と。

Chetham's School of Music


(2014年09月11日 マンチェスター市街地にて〜RICOH CX4)

誰か有名な人が卒業したのか…分からなかったのですが、
この時は、「へ〜〜」で終わってしまいました。

ごめんね、D。


奥さんのKと待ち合わせの為、Dが店長を務めるショップ『magma』へ。

(イギリスなどでは有名な『magma』ですが、日本での知名度は低いと思います。でも本当に良いお店です。
そのセレクトや自社製品も。そこに日本のある有名アパレルメーカーが接近中だとの事です。
近々に、どか〜っと日本の雑誌などなどで『magma』という文字が並ぶかも知れません。内緒の話ですが…笑)

合流後、昼食を食べにオススメのパイ屋さんへ案内してくれるとの事でした。

「パイ屋さん…まず日本では行かないだろうな〜」と思いつつ。


「tate、ここのレコードショップいいよ!」と。


(2014年09月11日 マンチェスター市街地にて〜RICOH CX4)

Eastern Bloc Records』。

「へ〜〜〜」と。

結局寄らずにスルーしてしまいましたが、ちょっと後悔でした…。

さらにこんな路地を進むと…。


(2014年09月11日 マンチェスター市街地にて〜RICOH CX4)

オススメのパイ屋さん『PIE&ALE』の看板が見えてきました。

裏路地とは思えないオシャレな感じです。


(2014年09月11日 マンチェスター『PIE&ALE』にて〜RICOH CX4)

お酒も沢山あり夜はカフェバー的な感じになるのかなと。


(2014年09月11日 マンチェスター『PIE&ALE』にて〜RICOH CX4)

こちらがそのパイです。


(2014年09月11日 マンチェスター『PIE&ALE』にて〜RICOH CX4)

ヴォリュームがあると聞いていたので、吉田さんとシェアしようと…
「なんで!」と、また少しKに怒られました。

「こいつは本当に小食だな〜〜」という顔をされつつ。

私はコーヒーをオーダー…。

何パイをオーダーしたのか忘れてしまいましたが、
いち押しの野菜メインだったパイだったと思います。

ここで…
「あっ!!このニオイ!」と。

このソース。

グレイビーソースです。

イギリスではもちろんポピュラーなソースですが、
街中に香っていたのは、このニオイだったと、この時気付きました。

海外の人が日本に来ると「醤油のニオイがするね」というのと同じです。

ほぼ初めてのグレイビーソースでしたが、若干苦手だなと…。

若干ですが…。

でもパイは美味しかったです。

食後、お土産を買いに再び『magma』に。


(2014年09月11日 マンチェスター『magma』にて〜RICOH CX4)


(2014年09月11日 マンチェスター『magma』にて〜RICOH CX4)

色々とやりくりして頂き、助かりました。
スタッフの皆さん、有り難うございました。

皆さん、優しい方々なので、マンチェスターへ行った際は是非寄ってください。


その後、別のお店でこんなメッセージのエコバッグも買い。


(2014年09月11日 マンチェスターにて〜RICOH CX4)

A city that thinks a table is for dancing on.
Mark Radcliffe on Manchester.

イギリスの有名ラジオDJ、マーク・ラドクリフさんの言葉だそうです。

「これが一番マンチェスターっぽいよ!」とDにオススメされ…。

一捻り加えた英語らしいのですが、
マンチェスターの人はテーブルの上でも踊るから(テーブル)を頑丈に作れ」
的な意味だと…言っていました。

多分ですが…。


飛行機の時間まで少しあるので、車で何処かへ移動です。


まるでゴールドライタンのようなビルが見えたので1枚。


(2014年09月11日 車窓から〜RICOH CX4)

行き先は『IMPERIAL WAR MUSEUMS』でした。
※正確には、IMPERIAL WAR MUSEUMS Northと言います。

途中、近くにマンチェスター・ユナイテッドFCのスタジアムで
有名なオールド・トラッフォードを通過し少しテンションが上がりました。


IMPERIAL WAR MUSEUMS…帝国戦争博物館


(2014年09月11日 IMPERIAL WAR MUSEUMSの外にて〜RICOH CX4)


(2014年09月11日 IMPERIAL WAR MUSEUMSの外にて〜RICOH CX4)

1917年に帝国戦争博物館として設立された博物館は英国との内戦や
軍事戦争の努力と犠牲を記録することを目的とした施設。

しかし…
Yorkshire Sculpture Park同様、閉館間際だったのもあり、入館できず…。

と、言う事で周辺を散策する事になりました。


ちなみに最寄り駅で言うとBBCのあるMedia City UKというエリアです。


(2014年09月11日 Media City UK周辺にて〜NIKON D80

少し離れたところからIMPERIAL WAR MUSEUMSを眺めると
Kの言っていた印象的な建築デザインが見れます。


(2014年09月11日 Media City UK周辺にて〜NIKON D80

デザインは、ダニエル・リベスキンドです。

ダニエル・リベスキンド
1946年生まれのポーランド系アメリカ人の建築家。
建つ見込みのない建築案に関するドローイング「マイクロメガス」などで有名で、
脱構築主義の建築思想家、「建築しない建築家」として知られていたが、
1988年のベルリン・ユダヤ博物館コンペ当選後、主として美術館や博物館などの様々な
設計の仕事が舞い込んだ。2001年に広島市主催の美術賞、第5回ヒロシマ賞を受賞。
アメリカ同時多発テロ事件後の世界貿易センター跡地再建コンペに当選し、
業務・商業用ビルも手がけることとなった。
ちなみに、彼の両親はユダヤ系でホロコーストの生存者。

ここで偶然にも9.11というキーワードがシンクロしてしまいました…。


近所の建造物を数枚。


(2014年09月11日 Media City UK周辺にて〜NIKON D80

この辺りは富裕層エリア、だ、そうです。


(2014年09月11日 Media City UK周辺にて〜NIKON D80


(2014年09月11日 Media City UK周辺にて〜NIKON D80


(2014年09月11日 Media City UK周辺にて〜NIKON D80


(2014年09月11日 Media City UK周辺にて〜NIKON D80

スーパーもチェック。

面白いシステムでナッツを販売していました。
大小どちらかの袋を選び、その中に詰めるという…。


(2014年09月11日 Media City UK周辺にて〜RICOH CX4)

そして、またIMPERIAL WAR MUSEUMSに戻ってきました。

敷地内に戦車やパネルも。


(2014年09月11日 IMPERIAL WAR MUSEUMSにて〜RICOH CX4)


(2014年09月11日 IMPERIAL WAR MUSEUMSにて〜RICOH CX4)

近くでダニエル・リベスキンドの作品を。
面白いデザインだなと関心しました。


(2014年09月11日 IMPERIAL WAR MUSEUMSにて〜RICOH CX4)



そんなこんなでいい時間になってきたので空港へ向いました。

別れは辛いものですが、日本での再会を誓いました。

今回の旅で沢山お世話になったので、今度日本へ来た時は、
本気で美味しいうどんや魚、お酒などを堪能させてあげたいと考ています。

東京では限界があるので、新潟などに連れて行きたいなと勝手に考ています。


マンチェスター空港は初めてだったのですが…
喫煙所が汚いのなんの…。


(2014年09月11日 マンチェスター空港にて〜RICOH CX4)

誰も片付けません…。


(2014年09月11日 マンチェスター空港にて〜RICOH CX4)


空港でビールを一杯頂き、初のスイス航空に搭乗です。


(2014年09月11日 マンチェスター空港にて〜RICOH CX4)


約2時間のフライトなので、あっという間かなと。

夕方という事もあり、空が綺麗でした。


(2014年09月11日 飛行機の窓から〜RICOH CX4)


(2014年09月11日 飛行機の窓から〜RICOH CX4)


(2014年09月11日 飛行機の窓から〜RICOH CX4)


軽いスナックとドリンクを頂きつつ、座席のポケットをチェック…。

セーフティーカードを発見し良く見ると…

「ん?」。


(2014年09月11日 飛行機内にて〜RICOH CX4)

白目です(苦笑)。


(2014年09月11日 飛行機内にて〜RICOH CX4)

大人も子供も白目です。


(2014年09月11日 飛行機内にて〜RICOH CX4)

斬新なイラストでした。


その後、空の上で日没を迎え、眼下に明るすぎない夜景が見えてきました。

チューリッヒです。

いよいよ最終章。
そして、あの人との再会です。


楽しみと同時に何故か緊張していました。


ーーーーーーー


ノッティンガム程ではないですが、マンチェスター編も長くなってしまいました…。

今回2度目のマンチェスターでしたが、6年前と違い、
夜は外出せず、友人宅でゆっくり過ごしました。

音楽関係者からすれば「もったいない…」と言われそうですが、
前回はDJをさせてもらい、AUTECHREのLIveも満喫させて頂き、まさに音楽漬けでした。

やんちゃでハードな一面も最高でしたが、今回は同行した吉田さんや、
Damion & Kat夫妻の都合もあり、芸術と自然、食事とスコッチを満喫させて頂きました。

食べ過ぎず…呑みすぎず…。

天候にも恵まれ体調を崩す事もなく、穏やかに過ごせました。

改めて感謝致します。

有り難うございました。


そしてまた行きたい街の1つという事は言わずもがなです。


さて、チューリッヒ編に続きます。



・『Manchester(マーケットからYorkshire Sculpture Parkから)〜2/3
・『Manchester(シティーからカントリーサイドまで)〜1/3

・『Nottingham散策〜1/2
・『Norwood Parkへ〜2/2
・『Norwood Parkへ〜1/2
・『Nottinghamへ