明日は11日です。
その前に年末に録画した番組、
NNNドキュメント『もの言わぬ語り部 震災遺構 伝承のカタチ』を観ました。
これは是非沢山の方々に観て欲しです。
東日本大震災の被災地では、震災の爪痕を残す“震災遺構”が急速に消えている。
「もう見たくない」との住民感情を配慮しての解体だ。一方、保存するにしても
住民感情の他に、費用の問題や今後のまちづくりも絡んで難しいのが現状。
保存か?解体か?揺れる震災遺構。どうすれば後世に震災の“記憶をつなぐ”事
ができるのだろうか。広島の原爆ドームは今も原子爆弾の惨さを世界中の人々に
伝えている。ならば犠牲者が出なかった遺構は十分な議論をした上で残す道も
あるのではないか。今年末に取り壊しの始まる鵜住居の防災センターは壊すが
CGで記憶を遺すことに。そして南三陸町防災対策庁舎は取り壊しが決まっていたが、
今、県知事や復興大臣が保存に向けた発言を始めた。震災遺構の行方は?
ーーーーーーー
こちらで動画を観る事が出来ます。
・前編--->http://dai.ly/x18r85e
・後編--->http://dai.ly/x18ra2i
1時間弱です。
是非連休中にでも、ゆっくり観て下さい。
また年末から関東でも地震が多くなってきています。
そんな中、こんな記事を見つけましたので、メモしておきます。
▼『千葉県東方沖 地震活動活発に』
NHK 01月10日 15時33分
千葉県東方沖で、地下のプレートの境界がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と
呼ばれる地殻変動が起きていることが、国土地理院などの観測でわかりました。
過去にはスロースリップに伴って震度4前後の揺れの地震が起きていることから、
気象庁は念のため、注意を呼びかけています。
気象庁によりますと、1月に入って千葉県東方沖周辺では小規模な地震が相次ぎ、
2日の地震では千葉県で震度3の揺れを観測したほか、
7日の地震でも震度3の揺れを観測しました。
国土地理院と防災科学技術研究所の発表によりますと、房総半島に設置している
GPSや傾斜計の観測点で、1月2日以降、地盤が通常とは逆の南東にずれ動く
変化が捉えられているということです。
この付近は、陸側のプレートの下に海側からフィリピン海プレートが沈み込んでいて、
これらのプレートの境界がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と
呼ばれる地殻変動が起きているということです。
スロースリップが起きると、周辺で地震活動が活発になることが知られていて、
7年前の平成19年8月には千葉県で最大で震度5弱の揺れの地震が発生したほか、
平成23年11月には、スロースリップがおさまっておよそ1か月後に、
千葉県で最大で震度4の揺れの地震が発生しました。
気象庁は「スロースリップが起きると数か月間、地震活動が活発になることがあり、
念のため注意してほしい」と話しています。
ーーーーーーー
備えて下さい。