連続ですが、大切なトピックです。
メモしておきます。
是非読んで下さい。
▼『率先避難で救える命…「一番に逃げる人」を育成』
読売新聞 5月7日(火)12時20分配信
災害が起こったとき、たいていの人が「自分は大丈夫」と
思ってしまい、なかなか逃げない。
正常性のバイアスと呼ばれる心理で、避難の遅れにつながりかねない。
しかし、「逃げない」人も、他人が逃げる姿を見ると、避難を始める。
そんな災害時の心理状態を利用して、周囲に避難を呼びかけながら、
真っ先に自らが逃げ出す「率先避難者」を育成する動きが広がっている。
兵庫県・淡路島地震が発生した4月13日早朝、
徳島県小松島市の建設会社社長中野寿之さん(49)は、
震度4の強い揺れで目を覚まし、妻(52)、
長男(24)と一緒にいつでも避難できるようにすぐに着替えた。
同県は南海トラフ巨大地震で最大24メートルの津波が予想される。
昨年11月、県内の若手経営者らが「率先避難企業宣言」を始めた。
津波の恐れがあるとき、従業員が「津波が来ます。逃げてください」と、
周辺住民に呼びかけながら避難すると宣言するもので、半年で約100社に広がった。
旗振り役の中野さんは「以前なら、揺れが収まれば、また寝ていたかもしれない」と語る。
東日本大震災では、同市でも大津波警報が発令されたが、
中野さんは海岸近くの事務所から避難しなかった。
消防車が避難を訴えて回ったが、
「消防車が走っている間は大丈夫と甘くみていた」と振り返る。
震災後、被災地支援で現地を訪れた際、
被災者に「津波のときはとにかく逃げること」と諭された。
中野さんは「最初に逃げる勇気を持つこと。逃げる姿を見せることで、
避難を迷っている人の背中を押すことにつながる」と言う。
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生き残りたい人は、是非頭の中に入れつつ、実践して下さい。