超党派の国会議員らでつくる「原発ゼロの会」は２８日、全国の商業用原発５０基について、
稼働年数や耐震性などを基に判定した「原発危険度ランキング」を発表しました。
同会は原発の危険度を、専門家の意見や経済産業省、ＮＰＯなどから提供された資料に基づいて
（１）原子炉の型や運転開始からの年数
（２）耐震性や地盤
（３）周辺の人口など社会環境―の３分野９項目で評価。
１５点満点で、点数が高いほど危険とした。断層上に立つ原発や、
地震や津波の被害を受けた原発は即時廃炉が望ましいとして、ランキングの対象外とした。
▼「原発危険度ランキング」
一覧（表）は下記の通りです。
１位 大飯一号機（関西電力）
１位 大飯二号機（関西電力）
３位 敦賀一号機（日本原電）
４位 美浜二号機（関西電力）
５位 美浜一号機（関西電力）
６位 美浜三号機（関西電力）
７位 高浜一号機（関西電力）
７位 島根二号機（中国電力）
９位 高浜二号機（関西電力）
９位 島根一号機（中国電力）
１１位 浜岡三号機（中部電力）
１１位 浜岡四号機（中部電力）
１１位 浜岡五号機（中部電力）
１４位 東海第二（日本原電）
１５位 柏崎刈羽一号機（東京電力）
１５位 柏崎刈羽四号機（東京電力）
１７位 女川一号機（東北電力）
１８位 柏崎刈羽六号機（東京電力）
１９位 柏崎刈羽二号機（東京電力）
１９位 柏崎刈羽五号機（東京電力）
２１位 福島第一・五号機（東京電力）
２１位 敦賀二号機（日本原電）
２３位 柏崎刈羽三号機（東京電力）
２３位 柏崎刈羽七号機（東京電力）
２３位 志賀一号機（北陸電力）
２６位 大飯三号機（関西電力）
２６位 大飯四号機（関西電力）
２６位 伊方一号機（四国電力）
２９位 女川二号機（東北電力）
３０位 玄海一号機（九州電力）
３１位 福島第一・六号機（東京電力）
３２位 志賀二号機（北陸電力）
３３位 泊三号機（北海道電力）
３４位 福島第二・一号機（東京電力）
３５位 高浜三号機（関西電力）
３５位 高浜四号機（関西電力）
３７位 女川三号機（東北電力）
３７位 伊方三号機（四国電力）
３９位 泊一号機（北海道電力）
３９位 福島第二・二号機（東京電力）
３９位 福島第二・三号機（東京電力）
３９位 福島第二・四号機（東京電力）
４３位 川内一号機（九州電力）
４４位 泊二号機（北海道電力）
４４位 川内二号機（九州電力）
４６位 伊方二号機（四国電力）
４６位 玄海二号機（九州電力）
４８位 玄海三号機（九州電力）
４９位 東通一号機（東北電力）
４９位 玄海四号機（九州電力）
※原発の炉型や格納容器、経過年数、平均設備利用率、事故発生率、
脆性遷移温度（金属の粘りがなくなる境目の温度）、耐震性や地盤の状況、
さらに周辺の人口を点数かして評価。
■『原発ゼロの会・大阪』
---> http://genpatsuzero-osaka.com/
