(クレーンを使って原子炉容器に落下した装置の撤去に取りかかる作業員
23日午前8時54分、福井県敦賀市の高速増殖原型炉「もんじゅ」、日本原子力研究開発機構提供)
(引き抜き作業のイメージ〜ネットニュースから)
『もんじゅ装置23日にも引き抜き 収納容器設置作業を公開』
福井新聞 2011年6月22日午後7時53分
日本原子力研究開発機構は22日、高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)で、
原子炉容器内に落下した炉内中継装置の回収をめぐり、引き上げた
同装置を収納するじゃばら式の容器の取り付け作業を公開した。
23日にも同装置そのものの引き抜きを行う。
同装置は昨年8月、燃料交換を終えて炉内から搬出する際、つり下げて
いる途中で落下した。衝撃で装置の継ぎ目が変形し、上ぶたの穴に
引っ掛かって抜けないため、「スリーブ」と呼ばれる上ぶたの一部と一体
で引き抜くことにした。
長さ12メートルの同装置を引き抜いた後に収納する容器は、耐熱性化学
繊維製で直径1・4メートル、高さは最大15・6メートルになるじゃばら式。
この日は作業員23人が、クレーンにつり下げた容器の外観検査をした後、
炉上部に取り付けた。経済産業省原子力安全・保安院の検査官が立ち会い、
アルゴンガスを充てんした際に漏れるような穴などがないかをチェックした。
同装置自体の引き抜きは1分間で6センチずつという慎重なペースで
行うため、8、9時間かかる見通し。
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ちなみに、落とし物の詳細は
長さ約12メートル、直径55センチの筒状の構造物で、重さは約3・3トンです。
三度目の正直。慎重に頑張って下さい!