opuesto / Tate’s Official Blog

I have the right to know the truth and i must protect the children's future.

震災関連の自殺問題

ちょっと、DEEPな話ですが、これも現実です。

少し前の記事に「 福島第一原発から45km離れた福島県三春町に暮らす、
作家で禅宗の僧侶である玄侑宗久さん(55)は、震災後1か月ほどの間に
すでに自殺の葬式を2件ほど担当したそうだ。小さい町なので、いつもより
もあきらかに多い。」というのを読み、映像でも玄侑宗久さんがコメントをし
ていました。他、「須賀川市において野菜農家の64才の男性が自ら命を断ち、
飯舘村では102才の高齢者が計画避難の迷惑にならないように自殺したこと
が大きく報道された。人生に絶望し、あるいは自分のせいで家族が逃げられ
ない事態を恐れた心のうちを考えると息苦しくなる。」とも。

今日、新たに相馬市の酪農家の男性が亡くなったと知りました。

『相馬の酪農家自殺、「原発なければ」と書き残し』
読売新聞 6月14日(火)3時9分配信
福島第一原発の事故で、牛を処分して廃業した福島県相馬市の酪農家男性
(50歳代)が「原発さえなければ」と書き残して自殺していたことが13日、わかった。
関係者によると、男性は今月11日、小屋で首をつった状態で見つかった。小屋の
壁に白チョークで「仕事する気力をなくしました」「残った酪農家は原発にまけない
で」と記していた。男性が住む地区は当初、加工前牛乳が出荷停止となり、男性は
乳を搾っては捨てていた。今月初旬までに約30頭を処分した。男性は親の代から
酪農を続けており、姉は本紙の取材に「(弟の死は)子どもたちのことを思えば話し
たくない。しかし、原発の件は訴えたい」と語った。酪農家仲間だった男性(51)は
「避難区域ではないため、補償はないだろうと繰り返していた」といい、農業男性
(53)は「連絡をとるたびに『原発ですべてを失った』と悩んでいた」と話した。

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「自殺は、、、」と思う人も沢山居るかも知れませんが、正直理解出来る部分も多々
あります。補償の問題などを冷静に考えても、しんどいと思います。

でも、生き残った人達は生き延びて欲しいとも思います。残された者の使命として。

心が痛みます。

東電さんと国のお偉いさんへ。
この手の話は耳に入っていると思います。本当に、どう思いますか?
あんたらのお陰で、全く関係の無い国民が亡くなっている現実を。
もちろん、福島からの電力を使っているのは私達、東京に済む人間
です。そこをに論点を置くのであれば、私は東京を出ます。うんざりです。
残ったあんたらは最後まで自分の命をかけて償い続けて下さい。